雄山錦【オヤマニシキ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9029号 |
登録年月日 | 2001年 6月 26日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 雄山錦 よみ:オヤマニシキ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 富山県 | |
品種登録者の住所 | 富山県富山市新総曲輪1番7号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 金田宏、馬田雄史、蛯谷武志、松嶋知昭、石橋岳彦、高道進、木谷吉則、山本良孝、土肥正幸 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ひだほまれ」に「秋田酒33号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(富山県富山市)における成熟期は早生の晩、心白が大きく、倒伏に強い水稲、酒造用品種である。草型は穂重型、稈長は長、細太は太、剛柔はやや剛、止葉の直立の程度はやや立である。穂長は中、穂数は少、粒着密度はやや密、穂型は紡垂状、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は稀である。玄米の形は中、大小及び精玄米千粒重は大、心白の多少は極多、大小は大である。粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は早生の晩、穂発芽性はやや難、耐倒伏性はやや強、脱粒性は難である。葉いもち圃場抵抗性は中である。「五百万石」と比較して、稈長が長いこと、心白が多く大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和61年に出願者のほ場(富山県富山市)において、「ひだほまれ」に「秋田酒33号」を交配し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「富山酒45号」であった。 |
- オヤマニシキのページへのリンク