オプソニン化
(オプソニン作用 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 04:09 UTC 版)
オプソニン化(オプソニンか、opsonization)とは微生物などの抗原に抗体や補体が結合することにより抗原が食細胞に取り込まれやすくなる現象。オプソニン作用とも呼ばれる。食細胞に結合して食作用を受けやすくする血清因子をオプソニンと呼ぶ。オプソニンとして働く主な分子として、補体のC3bと抗体のIgG(免疫グロブリンG)があるが、一次感染では補体がオプソニン化の中心となり、すでに抗体ができあがっている二次感染ではIgGがオプソニン化の中心となる。
- 1 オプソニン化とは
- 2 オプソニン化の概要
- 3 補体によるオプソニン化
オプソニン作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 02:00 UTC 版)
マクロファージや好中球といった食細胞は、もともと細菌や死んだ細胞に結合する能力を持っているが、こういった細菌や死細胞に抗体や補体が結合すると、食細胞がもつ補体受容体やFc受容体を介して結合し、食作用を促進する。これをオプソニン作用という。
※この「オプソニン作用」の解説は、「抗体」の解説の一部です。
「オプソニン作用」を含む「抗体」の記事については、「抗体」の概要を参照ください。
- オプソニン作用のページへのリンク