オッコ・カムとは? わかりやすく解説

オッコ・カム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/02 09:19 UTC 版)

オッコ・カム
Okko Kamu
オッコ・カム (左)
基本情報
生誕 (1946-05-07) 1946年5月7日(79歳)
出身地  フィンランド
ウーシマー州 ヘルシンキ
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者
ヴァイオリニスト
芸術監督
担当楽器 ヴァイオリン
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オッコ・カムOkko Kamu, 1946年5月7日ヘルシンキ - )は、フィンランド指揮者ヴァイオリニスト

経歴

1946年ヘルシンキ生まれ。1965年ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の第2ヴァイオリン首席奏者として入団。続いて1966年にフィンランド国立歌劇場のコンサートマスターとなる。

指揮はまったくの独学であったが、1969年の第1回カラヤン国際指揮者コンクールで優勝して指揮者としての道を開いた。カラヤンのアシスタントを務めた後、フィンランド国立歌劇場やストックホルム王立歌劇場の指揮者を務めた。1970年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ニュー・フィルハーモニア管弦楽団に客演。1971年から1977年までフィンランド放送交響楽団1981年から1986年までオスロ・フィルハーモニー管弦楽団1981年から1988年までヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、1983年から1986年までオランダ放送交響楽団オランダ語版(2005年解散)、1991年から1999年までヘルシンボリ交響楽団の首席指揮者、1996年から2000年までフィンランド国立歌劇場の音楽監督、2011年から2016年までラハティ交響楽団の首席指揮者を務めた。

現在までの30年間にたびたび来日し、日本フィルハーモニー交響楽団読売日本交響楽団東京フィルハーモニー交響楽団札幌交響楽団山形交響楽団などを指揮している。1982年にヘルシンキ・フィルと来日してFM東京『TDKオリジナル・コンサート』で放送された演奏は、2008年3月にCDとしてTDKコアより発売された。

同じくフィンランド生まれのシベリウスサッリネンなどを代表的なレパートリーにしている。

外部リンク

脚注


先代
ハンス=ペーター・フランク
ヘルシンボリ交響楽団首席指揮者
1991年 – 1999年
次代
ハンヌ・リントゥ
先代
?
フィンランド国立歌劇場音楽監督
1996年 – 2000年
次代
レイフ・セーゲルスタム
先代
ユッカ=ペッカ・サラステ
ラハティ交響楽団首席指揮者
2011年 – 2016年
次代
ディーマ・スロボデニューク




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