オスクロス【オスクロス】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10036号 |
登録年月日 | 2002年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | オスクロス よみ:オスクロス |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | デビッド オースチン ロージズ リミテッド | |
品種登録者の住所 | 連合王国 ウェスト ミッドランド WV7 3HB ウォルバーハンプトン アルブライトン ボーリング グリーン レーヌ | |
登録品種の育成をした者の氏名 | デビッド J.C.オースチン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「シュロップシャイア・ラス」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは単生、花は淡紫ピンク色で紫ピンク色のぼかしが入り丸弁、カップ咲、弱香の中輪となる花壇向きの品種である。樹形は半直立性、株立及び樹高は中である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は紅紫、数は枝基部は中、枝中央部はやや少、花柄は無である。小葉全体の形は卵形、小葉の枚数はやや少、本葉の長さはやや長、幅はやや広である。新葉の色は黄緑、光沢はやや弱、本葉の色は緑、光沢は弱、厚さは薄、硬さは軟である。花序のタイプは単生、蕾の形は尖長形である。花形はカップ咲、花径及び高さは中、花弁表面の色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート9502)で紫ピンク(同9503)のぼかしが入り、裏面の色は淡紫ピンク(同9502)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは丸弁、全体の形は狭楕円形、厚さは薄、硬さは軟、数は25~29、一茎の花数は1、花の香りは弱である。枝の長さはやや短、太さはやや細、新しょう及び開花枝の色は黄緑、開花時期は中である。「オスセント」と比較して、花弁表面の色が淡紫ピンクで紫ピンクのぼかしが入ること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1987年に出願者の温室(連合王国)において、「シュロップシャイア・ラス」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、1992年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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