オグロイワワラビー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/12 23:31 UTC 版)
| オグロイワワラビー | |||||||||||||||||||||||||||
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オグロイワワラビー Petrogale penicillata
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| 保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
| VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
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| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Petrogale penicillata (Gray, 1827) |
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| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||
| オグロイワワラビー | |||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||
| Brush-tailed rock-wallaby |
オグロイワワラビー(Petrogale penicillata)は、二門歯目カンガルー科イワワラビー属に分類される有袋類。
分布
オーストラリア(クイーンズランド州南東部、ニューサウスウェールズ州南部、ビクトリア州東部)
形態
体長オス52.9-58.6cm、メス51-57cm。尾長51-70cm、50-63cm。体重オス5.5-10.9kg、メス4.9-8.2kg。尾の先端は体毛が伸長し房状になり、英名(brush-tailed=ブラシのような尾のある)の由来になっている。また尾は大部分が黒い体毛で被われ、和名の由来になっている。頬には明色の帯が入る。肩の後部に黒い帯が入る。
生態
岩場に生息する。2-30頭の群れを形成し生活し、群れの規模は分布や生息地によって変異がある。オスは縄張りを形成する。夜行性で、昼間は岩の隙間などで休む。薄明時には日光浴を行うこともある。
食性は植物食で、樹皮、木の葉、草およびその根などを食べる。水分は食物から摂取する。
繁殖形態は胎生。幼獣は生後約200日は母親の育児嚢の中で生活し、さらに3か月後に乳離れする。
人間との関係
開発による生息地の破壊、毛皮目的の乱獲、人為的に移入されたアナウサギ、ヒツジ、ヤギなどとの競合、およびアカギツネやディンゴなどによる捕食などにより生息数は激減している。
画像
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イラスト
出典
- ^ Woinarski, J.; Burbidge, A.A. (2016). “Petrogale penicillata”. IUCN Red List of Threatened Species. 2016 e.T16746A21955754. doi:10.2305/IUCN.UK.2016-1.RLTS.T16746A21955754.en. 2025年11月7日閲覧.
参考文献
- 今泉吉典、松井孝爾監修 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、13、189頁。
- 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科6 有袋類ほか』、平凡社、1986年、176頁。
- 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ7 オーストラリア、ニューギニア』、講談社、2000年、14、145頁。
- 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館、2002年、28頁。
関連項目
固有名詞の分類
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