オクメとは? わかりやすく解説

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オクメ


とくに日本木材工業考えた場合熱帯アジア木材の中で、ラワンメランチ呼ばれる一部樹種木材は、その量と一般用材として材質良さで、もっとも重要なものですが、それと同じことが、このオクメとヨーロッパ木材工業との間でいえます
ヨーロッパで、レッドメランチ類のようにみえる合板ご覧になった時、それがアジア産でなければ、このアフリカ産のオクメです。
この樹種分布は、比較限られており、赤道アフリカガボンコンゴギニアリオムニ地方にみられ、高さ60mに達す大木なります

木材
心材桃色あるいは淡赤色ないし赤褐色です。肌目はほぼマホガニー程度です。そういうこともあるのでしょう、このオクメのことをガボンマホガニーなどと呼ぶこともあります木理通直ないし交錯していますが、その上に波状になったり、不規則になったりしますそのことが、この木材加工難しくしています。また、この木材組織なかにはシリカ含まれています。そのことが、さらに木材加工難しくしています。とくに乾燥した木材切削し難いとされています。たがって、オクメは、用材の形として用いられるよりは、単板剥き、それを合板にしています。ヨーロッパ米国では、ほとんどが合板用材とされています。どちらかといえば、軽軟な木材で、気乾比重は0.46程度です。耐久性低いです

用途
装飾用の用途用いられることもありますが、主として一般用合板、丁度熱帯アジア産のメランチ類が使われているようにして使われます。



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