エリナ【エリナ】(観賞樹)
登録番号 | 第11658号 | |
登録年月日 | 2004年 1月 13日 | |
農林水産植物の種類 | つばき | |
登録品種の名称及びその読み | エリナ よみ:エリナ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 柴道昭 | |
品種登録者の住所 | 埼玉県川口市大字赤山948番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 柴道昭 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、中国から導入した野生種の変異株であり、花はピンク白の地色に鮮紫ピンク色のぼかしが入り、一重咲きの極小輪となる鉢物及び切り花向きの品種である。樹形は横張性、樹高は矮性、枝の太さは極細、分枝性は強、節間長は短である。葉形は長楕円形、葉の大きさは小、葉姿は反曲、先端の形は鋭尖形、葉脚の形は鈍脚、色は濃緑、光沢は少、厚さは薄、葉縁の形は鈍い細鋸歯、葉柄の長さは短、葉柄及び葉の毛は葉裏に毛ありである。花は一重咲き、花形は杯状咲き、着き方は横向き、大きさは極小輪である。花色区分は複色、花色(地色)及び内側の花弁の色はピンク白(JHS カラーチャート9701)、複色花の区分はその他の斑、その他の斑の区分はぼかし、斑の色は鮮紫ピンク(同9704)である。外花弁の形は丸形、弁脈は無、弁縁の形は桜弁、花弁数は9以下、外花弁の曲り方は外曲である。蕾の形は円尖形、雄ずいの形は茶せんしべ、花糸の色は白、やくの色は黄褐、花弁と雄ずいのゆ着はする 、子房の毛は無、花梗の有無及び長さは長、花の香りは無である。開花期は春咲きである。Camellia lutchuensis及びC. rosaefloraと比較して、花色区分が複色であること、花梗があること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者のほ場(埼玉県川口市)において、中国から導入した野生種の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
固有名詞の分類
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