エピソード02
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/01 06:14 UTC 版)
「シェローティアの空砦」の記事における「エピソード02」の解説
冥界樹陥落からしばらく経ったある日。フォーチューン南東の孤島・スマトラ島に興された街サザンクロスを治めていたファラウスは、自らのクローンを作るなどして未だに世界の破壊を諦めていなかったが、その世界を自分より先に滅ぼそうとする冥魔に頭を痛めていた。そんな折、街の住人を追いかけまわしていたアルゲル=アルガロードと奇妙な出会いを果たし、さらにその住人から、かつて別の自分が失った力……バラーの存在を告げられる。 一方その頃、フォーラ地方はグリューナに近い森の中の家で兄・ヒュウガを介抱しながら時を過ごしていたサシャ=アライアスのもとにも、フレイスからの援軍要請は届いていた。それも「ヒュウガも参戦せよ」という、廃人同然の彼の現状を敢えて無視した強固な意思と共に。だが、兄妹を乗せてフレイスへと向かわんとする飛空艇が冥魔の襲撃を受ける。それを救ったのは、第五世界エルフレアから帰還した柱の騎士が一人、ザーフィであった。 ヒュウガを炎砦に託し、スマトラ島で邂逅した4人は、1000年前の第二世界エルスゴーラからやってきたという青年シンゴから、彼の操る鋼騎「赤き男爵ヴェイラー」の破壊を頼まれる。ヴェイラーは冥魔に汚染され、人類へのトドメとなりかねない危険な存在と化していたのであった。だが、実はシンゴの正体はヴェイラーからエネルギーを供給される生体パーツであり、ヴェイラーの破壊はシンゴの消滅を意味していた。かといって、ヴェイラーを放置すれば、シンゴもろとも冥魔と化し世界に破滅をもたらすことになる。唯一希望を繋げるのは、ザーフィがエルフレアから持ち帰った「魂の短剣」のみである。 個々の思惑こそ違えど、目的は一つ、ヴェイラーの破壊。多くの危険を抱えたまま、4人は赤き魔神に挑む。
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