エトマロサ・フィンブリアタとは? わかりやすく解説

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エトマロサ・フィンブリアタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 21:32 UTC 版)

エトマロサ・フィンブリアタ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ニシン目 Clupeiformes
: コノシロ科 Dorosomatidae
: エトマロサ属 Ethmalosa
: E. fimbriata
学名
Ethmalosa fimbriata
(Bowdich1825)
英名
Bonga shad

エトマロサ・フィンブリアタ学名: Ethmalosa fimbriata)は、ニシン目

形態

最大で体長約45センチメートル、体重1キログラムに達する。体型はニシンよりも縦長で扁平である。

分布

大西洋西アフリカ沿岸に分布。西サハラからアンゴラまでの沿岸汽水域に生息し、西アフリカにおける重要な水産資源になっている。季節的な回遊性が大きい。

方名

英語: Bonga shad(ボンガ・シャッド), フランス語: Ethmalose(エトマローズ), ウォロフ語セネガル): kobo(コボ), セレール語(セネガル): sal(サル)など。ガンビアギニアビサウギニアなどの西アフリカ内陸部[要検証]では、広域的に Bonga(ボンガ)と呼ばれている。

利用

エトマロサ・フィンブリアタのひらき(ギニアビサウ)

セネガル、ガンビア、ギニアビサウ、ギニアなどの西アフリカ沿岸諸国では、水揚げ量の多い魚のひとつであり、ボラティラピアと並んで、これらの地方のタンパク資源としてきわめて重要な役割を果たしている。

おもに大型の巻(旋)き刺し網を用いて捕獲される。河口域では投網も用いられている。水揚げされた魚は鮮魚として流通するほか、干物燻製に加工され、ブルキナファソなどの内陸国へも広く流通している。

脚注

  1. ^ Lalèyè, P., Tous, P., Mbye, E.M., de Morais, L., Camara, Y.H., Adeofe, T.A., Munroe, T.A., Camara, K.D., Cissoko, K., Djiman, R., Sidibe, A., Sylla, M. & Sagna, A. (2020). “Ethmalosa fimbriata”. IUCN Red List of Threatened Species 2020: e.T182611A15541529. doi:10.2305/IUCN.UK.2020-2.RLTS.T182611A15541529.en. https://www.iucnredlist.org/species/182611/15541529. 

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