エステル (エステルイェートランド公)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/07 23:02 UTC 版)
エステル Prinssesan Estelle av Sverige |
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Hertiginna av Östergötland | |
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エステル王女 (2023年)
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続柄 | ヴィクトリア王太子第一女子(カール16世グスタフ孫) |
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全名 | Estelle Silvia Ewa Mary エステル・シルヴィア・エヴァ・マリー |
称号 | エステルイェートランド公爵 |
身位 | Prinsessa(王女) |
敬称 | Hennes Kunglig Höghet(殿下) |
出生 | 2012年2月23日(12歳)![]() |
父親 | ヴェステルイェートランド公爵ダニエル |
母親 | ヴィクトリア |
エステル・シルヴィア・エヴァ・マリー(スウェーデン語: Prinsessan Estelle, Estelle Silvia Ewa Mary, 2012年2月23日 - )は、スウェーデン(ベルナドッテ王朝)の王女。ヴィクトリア王太子とヴェステルイェートランド公爵ダニエル王子の第1子で、現国王カール16世グスタフの孫にあたる。スウェーデン王位継承順位は第2位。公式の称号はスウェーデン語で、"Hennes Kungliga Höghet Estelle, Prinsessan av Sverige, Hertiginna av Östergötland"(スウェーデン王女、エステルイェートランド公爵エステル王女殿下)。
人物



現地時間2012年2月23日午前4時26分に生まれる。出生時の身長は51cm、体重は3,280g[1]。
全名はエステル・シルヴィア・エヴァ・メアリーで、それぞれグスタフ5世の甥フォルケの夫人エステル、現王妃シルヴィア、父方の祖母エヴァ、デンマーク王太子妃メアリーに因んでいるとされている[2][3]。また、フォルケとエステルの子息であるフォルケ・ベルナドッテ・ジュニアは、母と彼女が行っていたチャリティー活動が現王室と深い関係があったことに触れたうえで、将来の女王のファーストネームが母に因んで命名された可能性があることについてインタビューで問われた際は、「非常に光栄なことです」と答えている[4]。
彼女の誕生で、ヨーロッパの王室で将来の女王となることが決まっている女児は、母のヴィクトリア王女、ノルウェーのイングリッド・アレクサンドラ王女、ベルギーのエリザベート王女、オランダのカタリナ=アマリア王女、スペインのレオノール王女を含めて6人となった[5]。

エステルは、スウェーデン史上では初となる出生した時点で王太子となることが確定している王女である。ちなみに、出生時に推定相続人だった女性はヴァーサ朝時代のクリスティーナ女王とヘドヴィグ・ソフィア[6]がいた。
脚注
スウェーデン王室 |
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- ^ "Kronprinsessan och Prins Daniel har fått en dotter" (Press release) (Swedish). Royal Court of Sweden. 23 February 2012. 2012年2月25日閲覧。
- ^ Namnvalet Estelle väcker reaktioner, Dagens Nyheter, 24 February 2012.
- ^ Estelle is Sweden's first royal baby in 30 years, Reuters, 24 February 2012.
- ^ Prinsessan döps efter hans mor, Upsala Nya Tidning, 25 February 2012.
- ^ このうち、オランダのカタリナ=アマリア王女、ベルギーのエリザベート王女、スペインのレオノール王女は、2014年現在で継承順位第1位。他2人は継承順位第2位。また、スペインのレオノール王女は弟が誕生すると継承権が弟に移行する。
- ^ 後に弟のカールにその地位を譲る。
上位 ヴィクトリア皇太子 スウェーデン皇太子 |
スウェーデン王位継承権者 継承順位第2位 |
下位 オスカル王子 スコーネ公爵 |
上位 ヴィクトリア皇太子 スウェーデン皇太子 |
イギリス王位継承順位 他の英連邦王国の王位継承権も同様 |
下位 オスカル王子 スコーネ公爵 |
「エステル (エステルイェートランド公)」の例文・使い方・用例・文例
- ポリエステルを綿と織り交ぜる.
- クエン酸の塩かエステルを形成する原因
- 有機化合物を硝酸エステルに変えるため、硝酸で処理する
- (化合物を)エステルに変える
- それをアルカリで扱うことにより、酸とアルコールにエステルを加水分解して、石鹸に変える
- 重量のないポリエステル織物でできているジャケット
- 局所麻酔として用いられる白いエステル結晶
- 局所麻酔剤として粘膜につけるる白い結晶性エステル
- 硫酸エステル
- ポリエステル織物の一種
- 木材パルプに浸したニトログリセリンに感応する硝酸エステルを含む爆薬
- エステル記に加えられた文書で成る外典
- エステルが酸基性物質で暖められたときの化学反応(特に石鹸を作るための脂や油のアルカリ性加水分解のこと)
- ポリエステルの薄膜
- 酢酸の塩またはエステル
- クエン酸の塩またはエステル
- 砒酸の塩またはエステル
- (CNOH)シアン化酸の異性体である爆発性の塩およびエステルの形で存在する不安定な酸
- 次亜塩素酸の塩またはエステル
- ピロリン酸の塩またはエステル
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