エリザベート・ド・ベルジックとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 実業家 > 貴族 > ベルジック家 > エリザベート・ド・ベルジックの意味・解説 

エリザベート・ド・ベルジック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/08 15:28 UTC 版)

エリザベート・ド・ベルジック
Élisabeth de Belgique
ブラバント女公
2023年

全名 :エリザベート・テレーズ・マリー・エレーヌ
Élisabeth Thérèse Marie Hélène
:エリサベツ・タレイシア・マリア・ヘレナ
Elisabeth Theresia Maria Helena
出生 (2001-10-25) 2001年10月25日(21歳)
ベルギーアンデルレヒト
父親 ベルギー王フィリップ
母親 ベルギー王妃マティルド
テンプレートを表示
ベルギー王室



傍系王族

エリザベート・ド・ベルジックÉlisabeth de Belgique、全名 :エリザベート・テレーズ・マリー・エレーヌ(Élisabeth Thérèse Marie Hélène)、:エリサベツ・タレイシア・マリア・ヘレナ (Elisabeth Theresia Maria Helena)、2001年10月25日 - )は、ベルギー王女王太子。称号はブラバント女公: Duchesse de Brabant: Hertogin van Brabant)。

人物

2001年、エリザベートは当時王太子であったブラバント公フィリップと同妃マティルドの第1王女として、アンデルレヒトで誕生した。

ベルギーではさかのぼること1991年に憲法が改正され、王位の継承は男女の区別なく長子先継制となっていた。エリザベートに続いて2003年にガブリエル王子、2005年にエマニュエル王子の弟2人が誕生したが、エリザベート王女の王位継承順位は父王太子に継ぐ第2位のまま変わることはなかった。

父王太子が2013年7月に国王に即位すると、エリザベート王女は同国王太女の称号であるブラバント公位を継承、ブラバント女公となり、同国王位法定推定相続人となった。エリザベート王太女が即位した場合、ベルギー初の女王が誕生することになる。

教育

2004年から2018年6月までブリュッセルのCollège Saint-Jean-Berchmansフランス語版でオランダ語での教育を受けた[1]。2018年9月、イギリス・ウェールズのアトランティック・カレッジ(UWC)に入学。2020年3月にCOVID-19のパンデミックの影響でベルギーへの帰国を余儀なくされたが、学校が設置した遠隔教育プラットフォームによる学習を継続し、同年5月に高等教育修了と共に国際バカロレア資格を取得[2]

2020年9月、父王フィリップも卒業したベルギー王立軍学校で軍事的訓練を受けながら社会・軍事科学を専攻する1年間のプログラムに参加[3]。2021年10月にオックスフォード大学リンカーン・カレッジに入学。専攻は歴史学と政治学[4]

上位
ベルギー王位継承権者
継承順位第1
下位
ガブリエル
ベルギー王子

脚注

  1. ^ La Princesse Elisabeth, Duchesse de Brabant | La Monarchie belge” (フランス語). The Belgian Monarchy. 2022年4月14日閲覧。
  2. ^ 愛子さまと同年代!世界で活躍する麗しき「プリンセス」たちをご存知ですか?(松本 英恵)”. FRaU | 講談社. 2022年4月14日閲覧。
  3. ^ ELLEgirl編集部 (2020年5月21日). “ベルギーのエリザベート王女、超難関校ロイヤル・ミリタリー・アカデミーに進学”. ELLEgirl. 2022年4月14日閲覧。
  4. ^ ELLEgirl編集部 (2021年9月1日). “未来のベルギー国王、エリザベート王女が陸軍士官学校からオックスフォード大学に進学”. ELLEgirl. 2022年4月14日閲覧。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エリザベート・ド・ベルジック」の関連用語

エリザベート・ド・ベルジックのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エリザベート・ド・ベルジックのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエリザベート・ド・ベルジック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS