ウミヘビ亜科とは? わかりやすく解説

ウミヘビ亜科(広義)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 01:23 UTC 版)

コブラ科」の記事における「ウミヘビ亜科(広義)」の解説

ウミヘビ亜科 Hydrophiinae には、東南アジアからオーストラリア分布する地上棲種と、インド太平洋分布する海棲種が含まれる伝統的な分類では後者のみがウミヘビ亜科、またはウミヘビ科とされていた。卵生種卵胎生種がおり、海棲のウミヘビ卵胎生種から進化した考えられている。この群の特徴として、口を開け時に口蓋翼状に対して立ち上がらない (Palatine dragger) ことが挙げられる卵生種 エラブウミヘビ属は一般的にはウミヘビとされるが、真のウミヘビ類とは形態・生態がかなり異なるため、この群に含められる。ソロモンヘビ属 Salomonelaps - 1種 ソロモンヘビ Salomonelaps par ドクアシヘビ属 Toxicocalamus - 9種 コブラ科では例外的にミミズを餌とする。 フィジーヘビ属 Ogmodon - 1種 ドクアシヘビ属同様にミミズを餌とし、この2属は近縁だと考えられる。 モリノサメヘビ属 Loveridgelaps - 1種 モリノサメヘビ Loveridgelaps elapoides イカヘカヘビ属 Micropechis - 1種 イカヘカ Micropechis ikaheka タイガースネーク属 Notechis - 2種 クラウンスネーク属 Cacophis - 4種 バンディバンディ属 Vermicella - 5種 フクメンヘビ属 Simoselaps - 13種 ヒウナジヘビ属 Furina - 3種 アスプモドキ属 Aspidomorphus - 3種 ムチコブラ属 Demansia - 9種 エラブウミヘビ属 Laticauda - 5種 エラブウミヘビ ブーゲンビルヘビ属 Parapistocalamus - 1種 ブーゲンビルヘビ Parapistocalamus hedigeri ブラックスネーク属 Pseudechis - 7種 ブラウンスネーク属 Pseudonaja - 8種 タイパン属 Oxyuranus - 3種 タイパン 卵胎生種 ほぼ全種がオーストラリア固有である。ヒメチャヘビ属 Elapognathus - 2種 ヒメチャヘビ Elapognathus minor ヒバカリモドキ属 Drysdalia - 3種 ミナミオオズヘビ属 Hoplocephalus - 3種 オーストラリアカパーヘッド属 Austrelaps - 3種 ラフスケールスネーク属 Tropidechis - 2種 カクレヘビ属 Rhinoplocephalus - 6種 カールヘビ属 Suta - 10デスアダー属 Acanthophis - 7種 コモンデスアダー デニソンヘビ属 Denisonia - 2種 バーディック属 Echiopsis - 1種 グレイスネーク属 Hemiaspis - 2種 沼沢地生息し真のウミヘビ類に最も近縁であるとされる。 ウミヘビ亜科(狭義詳細は「ウミヘビ科」を参照 およそ2050種ほどからなるグループで、水棲生活に適応している。

※この「ウミヘビ亜科(広義)」の解説は、「コブラ科」の解説の一部です。
「ウミヘビ亜科(広義)」を含む「コブラ科」の記事については、「コブラ科」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ウミヘビ亜科」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウミヘビ亜科」の関連用語

ウミヘビ亜科のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウミヘビ亜科のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのコブラ科 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS