ウムダム:イム・ヒョンシク-(佐々木梅治)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:27 UTC 版)
「イ・サン」の記事における「ウムダム:イム・ヒョンシク-(佐々木梅治)」の解説
第51話より登場。かつては図画署の画員で、従四品で掌令(チャンリョン)まで上りつめた伝説の人物であり、御真画師(オジンファサ。王と対面し、その肖像画を描く絵師)に4度も選ばれたほど。しかし、顔を知っていたのは図画署の現署長ヨンムンだけ(「掌令様」と呼んだほど)であり、十数年前に突如、図画署を去り、長らく行方知れずだった。「王様の絵は目を閉じても描けるのに、妻や娘の絵は描けない」と言う程絵に打ち込みすぎた後に家族を疫病で喪い、酒に溺れ春画を書いている頃にイ・チョンと出会い「師匠」と呼ばれる。その際に「弟子になるには多くを失うぞ」と警告したほどで、ヨンムン達にイ・チョンが叱責され、追放されそうになるまで妓楼に入り浸っていた。押し掛け弟子イ・チョンとタク・チスの相手をする一方でソンヨンと仲良くなり、イ・チョンとタク・チスの指導料を持ち逃げする前にソンヨンに妻と娘の墓の絵を見せ、人生には画の道よりも大切なものがあることを諭す。
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