クロッカーウミヘビとは? わかりやすく解説

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クロッカーウミヘビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/03 20:17 UTC 版)

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クロッカーウミヘビ
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : ヘビ亜目 Serpentes
: コブラ科 Elapidae
亜科 : ウミヘビ亜科 Hydrophiinae
: エラブウミヘビ属 Laticauda
: クロッカーウミヘビ L. crockeri
学名
Laticauda crockeri Slevin, 1934
和名
クロッカーウミヘビ
英名
Crocker's sea krait

クロッカーウミヘビ学名Laticauda crockeri)は、コブラ科エラブウミヘビ属に分類されるヘビ

分布

ソロモン諸島レンネル島テンガノ湖)固有種[1]

形態

頭胴長45-80cm。[1]頭部は長方形。[1]吻端を覆う鱗(吻端板)は1枚で、左右の鼻孔が開口する鱗(鼻板)は接しない。[1]額前方を覆う鱗(前額板)は2枚。[1]胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は19か21。[1]腹面を覆う鱗の数(腹板数)は193-210。[1]体色は暗褐色で、黒く太い27-41本の横帯が入るが全身が黒い個体もいる。[1]

オスの総排出口から後部の鱗の数(尾下板数)は34-39。[1]メスの尾下板数は24-30。[1]

神経毒を持つ。[1]

生態

汽水湖に生息し、岩場を好む。[1]

食性は動物食で、ハゼのみを食べる。[1]

人間との関係

分布が極めて限定的でハゼ1種のみを食べることから、環境の変化による絶滅が懸念されている。[1]

関連項目

  • エラブウミヘビ属

参考文献

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ7 オーストラリア、ニューギニア』、講談社2000年、214頁。

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