タイガースネークとは? わかりやすく解説

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タイガースネーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/09 08:24 UTC 版)

タイガースネーク
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : ヘビ亜目 Serpentes
: コブラ科 Elapidae
: タイガースネーク属 Notochis
: タイガースネーク
Notochis scutatus
学名
Notochis scutatus
Peters, 1861
和名
タイガースネーク
英名
Tiger Snake

タイガースネーク(学名:Notochis scutatus)は、コブラ科タイガースネーク属に分類されるヘビ。日本における特定動物。有毒。

分布

オーストラリアクイーンズランド州海岸からブンナ山脈、タスマニア州ニューサウスウェールズ州のマリー川地方、ビクトリア州南オーストラリア州南東部、カンガルー島

形態

全長は1~2m。深緑のような灰褐色の地色に淡黄色の帯があり、の模様に似ている。

また、タスマニアのタイガースネークは本土のものと比べて模様が異なっており、最近までは別の種類の蛇だと思われていた。

世界の陸生ヘビの中でもトップクラスに強い毒を持つ[1]。本種の持つの人に対する致死量は3mgだが、タイガースネークは一咬みで35~65mgを注入する。この毒には神経毒、凝固毒、溶血毒、筋肉毒が含まれていて、咬まれた人の毒を吸い出す行為さえ危険とされる(但し、毒蛇に噛まれた傷から毒を吸い出す行為自体が危険な行為である。また、毒は元々たんぱく質なので飲み込む分には害はない)。追い詰めたり攻撃しなければ人間に対して攻撃することは殆どないが、咬まれた場合の致死率は未治療なら40〜60%と非常に高く、2-3時間で死に至る事もある。

生態

朽ちた倒木の中などに潜み、普段は昼間に活動するが、暑い夏の夜にも活動する場合がある。カエルトカゲ、ひな鳥や小型の哺乳類を捕食する。

脚注

  1. ^ Facts and Figures: World's Most Venomous Snakes | Australian Venom Research Unit”. web.archive.org (2015年1月11日). 2024年11月28日閲覧。

関連項目

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