ウトレッソルの谷へ
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師を失い旅に出た若きエイボンは、オッゴン=ザイの地に建立されたゾタクァの神殿で、錬金学徒ザルジスと出合い意気投合する。彼は、現政権によって交流を禁じられている、ウトレッソルの伝説の神殿への旅を求めていた。2人は情報を交換し合い、氷に覆われた北の地へと向かう。オーロラの下で、雪大蛇に襲われるも、なんとか魔術と薬品を用いて体内から焼き、倒す。巣を調べると宝石類が見つかり、記念品として一部を頂戴する。 凍てつく荒野から、光のヴェールを一枚隔てた、温暖な谷へと、2人は足を踏み入れる。ウトレッソルの地には、神殿と塔がそびえ立ち、エイボンとザルジスはウトレッソルの密儀長に出迎えられ、神秘を学びたいという意思を表明する。密儀長は、2人を方庭へと導き、井戸を覗き込むように言う。水面には、宇宙の星々が映し出されており、見た2人は大宇宙の知に感嘆する。
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