ウトヤ島銃乱射
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 16:30 UTC 版)
「ノルウェー連続テロ事件」の記事における「ウトヤ島銃乱射」の解説
オスロ近郊にあるウトヤ島ではノルウェー労働党青年部の集会が行われ、10代の青年約700人が参加していた。 政府庁舎爆破事件直後にブレイビクはタクシーでウトヤ島の近くまで行き、警察官の制服に着替えて警察官になりすまし、午後5時頃より銃を乱射した。 ブレイビクは確実に殺せるよう各人に2発ずつ撃ち込んで殺していった。島にいた青年たちの中には乱射から逃れるために島から泳いで脱出する者もいた。またウトヤ島で亡くなった69人の死因のうち、2人は銃撃を受けておらず、溺死によるものであった。 翌23日には同党党首であり、かつて同青年部の代表を務めたこともあるストルテンベルグ首相が現地入りすることが予定されていた。また殺害対象としていたグロ・ハーレム・ブルントラント前首相は乱射開始時には既にウトヤ島を去っていた。 銃乱射事件の直後にブレイビクが逮捕された。ブレイビクは、オスロ市内中心部を爆撃した後に誰にも止められることなく、69人を殺害した島に到着できたことに驚いており、その間に射殺されると思っていたと弁護士に語った。
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