ウォーカー家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/22 10:25 UTC 版)
ジーン ソロモンが犬屋で買われたときに同時に購入された「血統書付で利口」な犬。ソロモンとともに一度捨てられているが自力でウォーカー家に戻ってきた。ピアからは大切に可愛がられ、作品初期におけるソロモンが抱くコンプレックスの対象。後、2匹の飼い犬の維持に耐えかねたウォーカー家が引き取り手を捜したところ、ソロモンは見つからなかったがジーンの希望者は見つかったため、ピアの帽子とともに引き取られていった。 ズグ ソロモンの犬小屋で見つかった幼鳥。当初はその風貌からピアから「ゴミの化け物」と呼ばれ、ソロモンの自尊心の拠り所となっていたが、イーノからミミズクあるいはフクロウの雛であることを指摘されると、ウォーカー家では珍鳥として丁重に扱われるようになり、これもソロモンのコンプレックスの原因に。ズグ自身はソロモンのことを「お兄ちゃん」として慕っていたが、五里霧中にてソロモンが野生よりも人間社会を無意識に選択した際にその尊敬心も失せた。 ママ ウォーカー夫人。理想の少女像は「小公女」のセーラであるが、それとはかけ離れた2人の娘に苦悩する。 パパ ウォーカー家の主、であるが物語中における存在感は小さい。 ジョゼフ ピアが1歳のときに流産したウォーカー家の(生まれていれば)長男。ウォーカー夫人からみて、「生まれていれば理想的な息子に育っていたはず」の存在で、ピアが抱くコンプレックスの源の一つ。
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