ウィツィロポチトリの誕生伝説とは? わかりやすく解説

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ウィツィロポチトリの誕生伝説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/09 08:05 UTC 版)

コヨルシャウキ」の記事における「ウィツィロポチトリの誕生伝説」の解説

コヨルシャウキのもっとも有名な話はウィツィロポチトリの誕生に関する伝説である。女神コアトリクエがコアテペク(の山)の上掃除をしているときに空から羽根落ちてきた。それを腰につけていたところ、掃除の後に羽根消えていた。その後コアトリクエ妊娠したコアトリクエの娘であるコヨルシャウキとその400人の弟は母が謎の妊娠をしたことを聞いて不品行であるとし、怒って殺そうとした。そのとき胎内の子コアトリクエ向けて配しないようにと言ったコヨルシャウキらがやってきたとき、コアトリクエ胎内からウィツィロポチトリ武装した姿で生まれシウコアトル火の蛇)を武器として戦ったシウコアトルコヨルシャウキの体を貫通したコヨルシャウキは首をはねられ手足をばらばらにされて、コアテペクの下までころがり落ちた1978年テンプロ・マヨールウィツィロポチトリ神殿基部から、五体バラバラにされたコヨルシャウキ描いた直径3.25メートル巨大な円板状の石板発見された。コヨルシャウキは帯以外は裸で、頬にコヨリ(coyolli)という金属の鈴をつけている(これがコヨルシャウキ名前の由来にもなっている)。耳からは年を表す記号の形をした金属製飾り下げ、帯の背中部分にはコアトリクエ同様に頭蓋骨をつけている。図像学的にはかまど神チャンティコ通じる。 テンプロ・マヨールからは、少なくとも3つのコヨルシャウキ描いた遺物発見されている。上記石板のすぐ下には漆喰作られコヨルシャウキフリーズ置かれていた。こちらのコヨルシャウキは裸ではないが、シウコアトルコヨルシャウキ心臓貫通している様子描かれている。さらに別な円板破片発見されている。 テンプロ・マヨールウィツィロポチトリ犠牲ささげるときには伝説再現するように、生贄の首をはね、手足バラバラにして、階段の上からコヨルシャウキ石板めがけて落としたテンプロ・マヨール自身、しばしばコアテペクの名で呼ばれていた。

※この「ウィツィロポチトリの誕生伝説」の解説は、「コヨルシャウキ」の解説の一部です。
「ウィツィロポチトリの誕生伝説」を含む「コヨルシャウキ」の記事については、「コヨルシャウキ」の概要を参照ください。

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