インドネシア海兵隊とは? わかりやすく解説

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インドネシア海兵隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/11 01:01 UTC 版)

インドネシア海兵隊
インドネシア海兵隊の紋章
活動期間 1945年11月15日
国籍  インドネシア
軍種 インドネシア海軍
兵科 海兵隊
渾名 KORMAR RI
マスコット Jalesu Bhumyamca Jayamaheサンスクリット;lit:On the Sea and Land,We are Glorious
戦歴 アチェ独立運動東ティモール独立運動の鎮圧・反政府ゲリラの対処
ウェブサイト Official Site
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インドネシア海兵隊(Korps Marinir Republik Indonesia)は、インドネシア海軍傘下にある海兵隊組織。島嶼の多いインドネシアにおいて、水陸両用戦を行うことを主目的とする。また、緊急展開部隊としての役割もある。

概要

設立は、1945年11月15日。幾度かの実戦を経験しており、1960年にはイリアンジャヤ問題に絡んで、イリアンジャヤ上陸作戦を行っている。1999年には、3個旅団編制・13,000人体制に拡充されている。各旅団は歩兵騎兵砲兵で編制され、兵站部隊による支援を受ける。基本的には軽装備の歩兵部隊だが、LG1 105mm榴弾砲BMP-3F歩兵戦闘車など少数の重装備も保有している。2025年時点の総員数は約20,000人[1]

このほか、特殊部隊として、両用偵察大隊(Taifib)を編成しており、これはかつて両用偵察パラコマンドー部隊(KIPAM, Komando Intai Para Amfibi)と呼称しており、アメリカ海兵隊武装偵察部隊Navy SEALs特殊舟艇部隊からも指導を受けている[2]

主な基地スラバヤジャカルタおよびランプン州にある。

装備

脚注

出典

  1. ^ IISS 2024, p. 274.
  2. ^ マイク・ライアン クリス・マン アレグサンダー・スティルウェル 小林朋則(訳)『ヴィジュアル版 世界の特殊部隊―戦術・歴史・戦略・武器』原書房、2004年、P184-185頁。ISBN 456203727X 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s IISS 2024, p. 275.
  4. ^ Sohini Mandal (2025年6月10日). “Indonesia outlines BMP-3F upgrade intent”. janes.com. 2025年6月11日閲覧。
  5. ^ a b c スーパー・ガルーダ・シールド 2024 陸上自衛隊の精鋭も参加! インドネシアで実施された多国間軍事演習”. Arms MAGAZINE WEB. 株式会社ホビージャパン (2024年10月25日). 2025年6月11日閲覧。
  6. ^ 叫ぶ弾丸、インドネシア海軍の862人の海兵隊要員がカラワンの都市の戦いに配備される”. voi.id (2021年11月26日). 2025年6月11日閲覧。
  7. ^ Kapil Kajal (2023年10月31日). “Indonesia completes development of R-Han 122B MLRS”. janes.com. 2025年6月11日閲覧。

参考文献

  • The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2024) (英語). The Military Balance 2024. Routledge. ISBN 978-1-032-78004-7 

関連項目

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