イングリッド【イングリッド】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9689号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | イングリッド よみ:イングリッド | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 1月 16日 | |
品種登録者の名称 | 第一園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都渋谷区渋谷一丁目1番4号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 池田宗平、兼松功一、家留素子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は浅橙黄の地色に鮮橙赤色の条及び覆輪が入る垂咲でやや小輪の1花茎当たりの花数が中、花柄当たりの最多花数が少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈は高、節数は中である。茎の長径及び折れの難易は中、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は中、立茎数及び1茎の側芽及び側枝数は多、側枝の着生位置は主に中上部、節間長は中、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は少し巻く、最大葉長は中、葉幅はやや狭、葉色は緑、ろう質は中である。つぼみの形は円柱形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は垂咲、花径はやや小、地色は浅橙黄(JHS カラーチャート2203)、複色模様色は鮮橙赤(同0706)、色彩模様は条及び覆輪、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さは中、幅はやや狭、数はやや少、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数は中、花柄当たりの最多花数は少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性は早生、がく割れの難易性は難である。「アレグリア」と比較して、つぼみの形が円柱形であること、花の地色が浅橙黄であること、早晩性が早生であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年に出願者の温室(静岡県駿東郡小山町)において、出願者所有の育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の農林水産植物の種類は「ダイアンサス」であった。 |
固有名詞の分類
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