イボタ蝋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/13 09:50 UTC 版)
イボタ蝋(イボタろう、英語:Chinese wax)または会津蝋(あいづろう)は、白色から黄色がかった白色で、ゼラチン質、結晶性、水に不溶な物質である。ある種の昆虫から分泌される蝋から得られる。鯨蝋に似ているが、より硬く、より脆く、より融点が高い。
- ^ “Chinese wax - insect secretion”. 2022年8月20日閲覧。
- ^ Herbert Beardsley, Nature Magazine article from November issue 1932
- ^ 『信州の民間薬』全212頁中79頁医療タイムス社昭和46年12月10日発行信濃生薬研究会林兼道編集
- 1 イボタ蝋とは
- 2 イボタ蝋の概要
イボタ蝋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/06 03:04 UTC 版)
カイガラムシの一種・イボタロウムシ(イボタノキなどモクセイ科の樹木に寄生する)の雄幼虫がイボタノキの枝の周囲に群生して分泌した棒状の蝋塊より得られる蝋。固く融点が高い。木製品や生糸のつや出し、襖や障子の滑りをよくするためなど。掛軸や巻物の裏側にすり込んで巻き取りやすくしたり、微粉末として古いSPレコードの再生を助けるためにも用いられる。
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