イバラヒゲとは? わかりやすく解説

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イバラヒゲ

学名Coyphaenoides acrolepis 英名:¡¡
地方名: 
脊椎動物門硬骨魚綱タラ目ソコダラ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか

※出典:長崎県水産部ホームページ
著作権尼岡 邦夫

特徴
尾部はひも状で尾びれはない。臀びれのよく発達した尾部波上動かして泳ぐ。水深300m〜2000mの大陸斜面上に生息しイカ魚類オキアミ類などを食べる。練製品原料など食用となる。

分布:オホーツク海ベーリング海北太平洋カルフォルニア沿岸 大きさ:75cm
漁法:深海底曳き(そこびき) 食べ方:練製品原料

イバラヒゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 09:27 UTC 版)

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イバラヒゲ
イバラヒゲ
Coyphaenoides acrolepis
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 側棘鰭上目 Paracanthopterygii
: タラ目 Gadiformes
: ソコダラ科 Congridae
亜科 : ソコダラ亜科 Macrourinae
: ホカケダラ属 Coryphaenoides
: イバラヒゲ C. acrolepis
学名
Coryphaenoides acrolepis
英名
Pacific grenadier

イバラヒゲ(茨髭、Coryphaenoides acrolepis)はタラ目ソコダラ科に属する海水魚の一種。大型種である。ほとんど市場には出回らないが美味であり、刺身などで賞味される。

分布

日本では、相模湾以北の太平洋側、世界ではオホーツク海ベーリング海を含む北太平洋カリフォルニア沿岸に分布。

形態

全長75cm。 背鰭は2基で、第1背鰭に2本の擬棘がある。臀鰭は第2背鰭よりよく発達していて高く、腹鰭は8軟条。 鰓条骨は6本で、肛門前方の発光器はない。体は粗雑なに覆われ、各鱗には放射状棘列が6-8条ある。 口はやや下位で上顎より突出する。下顎は2列。

生態

水深300-2200mの大陸斜面上半域に生息する。

臀鰭のよく発達した部をゆっくりと波状に動かして海底直上を遊泳する。遊泳時、尾部の推進力頭部の前向ベクトルと下降ベクトルとして伝わり、海底の餌を探すのに都合がよい。餌を探策するには下顎も用いられる。

食性動物食内容物はイカ類が最も多く、次いで、オキアミ類、魚類エビ類の順に多い。

参考文献

  • 岡村収・尼岡邦夫 編・監修 『山溪カラー名鑑 日本の海水魚』 山と溪谷社 1997年8月20日 初版第1刷発行 124頁 ISBN 9784635090278

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