イバラモとは? わかりやすく解説

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いばら‐も【茨藻】

読み方:いばらも

イバラモ科一年草。湖や池沼水中生え長さ3060センチ硬く、もろい。よく枝分かれし線形で、3枚輪生雌雄異株夏から秋付け根小花をつける。


茨藻

読み方:イバラモ(ibaramo)

イバラモ科沈水一年草

学名 Najas marina


イバラモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 06:18 UTC 版)

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イバラモ
イバラモ(Najas marina)
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
: オモダカ目 Alismatales
: トチカガミ科 Hydrocharitaceae
: イバラモ属 Najas
: イバラモ N. marina
学名
Najas marina L.
和名
イバラモ(茨藻)

イバラモ(Najas marina)は、トチカガミ科イバラモ属に属する一年生の植物ため池湖沼などに生息する水草である。和名は、イバラのようなとげを持つ藻、というところから来ている。

生態

沈水性の水草で、60cmほどに伸長する茎に、するどい鋸歯のある葉をもつ。葉は対生する。草体は堅いがもろく、折れやすい。葉腋に花をつけ、そこに長さ数 mm の種子をつくり繁殖する。染色体数は、雄株が2n=13、雌株が2n=12である[2]

分布

世界中の温帯熱帯に広く分布する[3]日本でも全国各地に分布している。

利用

特に利用されることはない。

脚注

  1. ^ Mani, S. 2010. Najas marina. In: IUCN 2011. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2011.1. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 12 October 2011.
  2. ^ 大滝末男、石戸忠『日本水生植物図鑑』(北隆館
  3. ^ 「愛知県維管束植物レッドリスト」(2009年)p.437

関連項目


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