イスチグアラスト州立公園の歴史
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「イスキグアラスト/タランパヤ自然公園群」の記事における「イスチグアラスト州立公園の歴史」の解説
イスチグアラストでの最初の古生物学的記載は1930年になされた。1941年にはこの地域の地質調査がなされ、70種類の植物化石が報告されている。Valle de la Lunaの名前は1943年にアルゼンチン自動車クラブによって名づけられた。最初のキノドン類は1946年にラ・プラタ大学のCabrera博士によって報告された。その後、ハーヴァード大学のローマー博士が1958年に化石密集層を発見し、しだいに科学的な研究や地質調査がなされるようになった。 彼の日記にはこうある。 朝に起きてテントを後にして、我々を取り巻いていた、今までに想像したことのないくらい素晴らしい化石の密集層を発見した。これはすべての古脊椎動物研究者にとって至上の喜びである。 1970年にイスチグアラストでの研究はサン・フアン大学に委ねられるようになり、その年のおわりには州立公園に指定された。2000年にはタランパジャ国立公園と併せて世界遺産に登録された。
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