イスタンブール運河計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 00:26 UTC 版)
「ボスポラス海峡」の記事における「イスタンブール運河計画」の解説
過密になっている通航船舶を分散させるため、ボスポラス海峡の西側(ヨーロッパ寄り)に「イスタンブール運河」を建設する計画をトルコ政府が進めている。一部はキュチュクチェクメジェ湖を利用し、全長45km、幅150m、水深25mを想定している。2011年にエルドアン首相(後に大統領)が提案した。工期は7年、費用は750億トルコリラと見積もられている。巨額の費用、森林保護、ダムの破壊による水不足の危険性、黒海を巡る米露対立に巻き込まれることへの懸念から、イスタンブールのイマモール市長ら野党の共和人民党、世界自然保護基金 (WWF) トルコ、120人を超えるトルコの元外交官が計画に反対・批判を表明している。
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