イギリスへの移住と就労
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/25 01:50 UTC 版)
「ポーランドの経済」の記事における「イギリスへの移住と就労」の解説
強い通貨(ポンド)と、ポーランドの4倍以上の最低賃金と4倍の給料や高い生活水準で生活ができるイギリスでは2004年のEU加盟以来、職を求めて大量のポーランド移民が押し寄せた。2004年度はたった95,000人だったが、2010年度には 550,000人となり、2015年度は850,000人以上が在住する。ポーランド人はイギリス国内最大のEUからの移民となっている。今では、ロンドン南部の朝の通勤バスで乗客全員がポーランド人となる事がある イギリスでは、急激なポーランド人移民の短期間での増加により、英語のできないポーランド人への対応を兼ね公共施設の学校や病院などで行政のサービスとしてポーランド語の通訳者が必要不可欠となり、図書館もポーランド語の本や・雑誌・新聞をそろえた。ポーランド人コミュニティはポーランド人向け新聞を発行し、ポーランド食品店やポーランド料理のレストランが開業したり、英語のできないポーランド人向けのリクルート・エージェンシーが幾つもできた。 2016年、EU離脱投票後の数日間に、ポーランド人移民などへのヘイトクライムが100件以上発生している。2013年度では、このヘイトクライムはEU加盟後の2004年から10倍に増加した
※この「イギリスへの移住と就労」の解説は、「ポーランドの経済」の解説の一部です。
「イギリスへの移住と就労」を含む「ポーランドの経済」の記事については、「ポーランドの経済」の概要を参照ください。
- イギリスへの移住と就労のページへのリンク