イギリスの補給作戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 02:27 UTC 版)
「第1次シルテ湾海戦」の記事における「イギリスの補給作戦」の解説
ME9作戦では、マルタへの補給物資を積んだ輸送船ブレコンシャー (HMS Breconshire) をアレクサンドリアからマルタへ向かせることも計画されていた。ブレコンシャー(排水量9,776トン、速力18ノット)は、マルタ向けの航空燃料を搭載していた。12月15日、ブレコンシャーと護衛部隊はアレクサンドリアを出発した。 護衛部隊は軽巡洋艦ナイアド (HMS Naiad, 93) 、ユーライアラス (HMS Euryalus, 42) 、防空巡洋艦カーライル (HMS Carlisle,D67) 、駆逐艦8隻で、フィリップ・ヴィアン(英語版)少将が指揮を執った。このうちカーライルと駆逐艦2隻は途中でアレクサンドリアへ引き返した。マルタからもK部隊および第4駆逐群の軽巡洋艦オーロラ (HMS Aurora) 、軽巡ペネロピ (HMS Penelope, 97) 、駆逐艦6隻が出撃し、さらに軽巡ネプチューン (HMS Neptune, 20) と駆逐艦2隻からなるB部隊(英語版)もそれに続いた。 ヴァイアンの部隊とK部隊は12月17日8時に合流した。たった1隻の護衛対象を約20隻の海軍艦艇が護衛するという陣容であり、最大戦力はリアンダー級軽巡洋艦のネプチューンであった。
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