イギリスのビルマ統治と独立運動とは? わかりやすく解説

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イギリスのビルマ統治と独立運動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/02 02:15 UTC 版)

ビルマの戦い」の記事における「イギリスのビルマ統治と独立運動」の解説

ビルマ1824年始まった英緬戦争結果1886年イギリス領インド帝国一州編入された。1935年ビルマ統治法が制定され1937年その発効により、ビルマインドから分離し進歩穏健派バー・モウ首班とする内閣議会設置された。しかしイギリス人総督拒否権はほとんど統治全般に及び、自治権は完全には程遠くビルマ植民地自治領との中間的状態に留め置かれた。議会における自治権拡大運動は、イギリス行った小党分立政策のため勢力を持つには至らなかった。 ビルマ独立運動1930年代活発化した。運動の前衛1930年結成された「タキン党」だった。タキン党にはラングーン大学の学生数多く参加しており、学生運動リーダーとして活躍したのがタキン・オンサン(アウン・サン)やウ・ヌーらである。第二次世界大戦勃発すると、タキン党バー・モウの「シンエタ党」(貧民党)などと共に自由ブロック」を結成したビルマ民族主義者中には議会通じた穏健な運動目指す者もいたものの、タキン党は対英非協力武装蜂起掲げインド国民会議派中国国民党中国共産党日本などいずれの外国勢力からの援助でも受け入れ考え持っていた。1940年に入ると、イギリス自由ブロックに対して弾圧加えたバー・モウ首脳陣相次いで投獄される中、オンサン同志ラミヤンとともに外国勢力からの援助求めるために苦力変装して密出国した。

※この「イギリスのビルマ統治と独立運動」の解説は、「ビルマの戦い」の解説の一部です。
「イギリスのビルマ統治と独立運動」を含む「ビルマの戦い」の記事については、「ビルマの戦い」の概要を参照ください。

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