アルピーヌ・V6ターボとは? わかりやすく解説

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アルピーヌ・GTA

(アルピーヌ・V6ターボ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 22:38 UTC 版)

アルピーヌ・GTA
GTA(V6ターボ)
GTA(V6GT)
ル・マン
概要
製造国 フランス
販売期間 1984年 - 1991年
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ クーペ
駆動方式 RR
パワートレイン
エンジン 2,458cc 水冷V型6気筒SOHCターボ
2,849cc 水冷V型6気筒SOHC
変速機 5速MT
サス前 前後:ダブルウィッシュボーン
サス後 前後:ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,339mm
車両重量 1,210kg
系譜
先代 アルピーヌ・A310
後継 アルピーヌ・A610
テンプレートを表示

アルピーヌ・GTAGrand Tourisme Alpine)は、フランス自動車メーカーであるアルピーヌが、1984年から1991年まで製造したスポーツカーである。

概要

A310の後継として1984年に登場。シャシはFRP製のボディに鋼管製バックボーンフレームの組み合わせで、外装はウーリエによりデザインされ、フラッシュサーフェイス化によってCd値は0.28となっている。内装はマルチェロ・ガンディーニがデザインした。

エンジンはV型6気筒SOHCPRV)をリアに搭載し、当初は2,849cc自然吸気(NA)のV6GTのみであったが、1985年に2,458cc ターボV6ターボ(最高出力200PS/5750rpm、最大トルク29.6kgm/2500rpm[1])が追加された。

1989年には内外装を上質化したミッレ・ミリアが追加され、1990年には独自のフロントマスクを採用してフェンダーを拡張したスペシャルモデルのル・マンが追加された。

1991年A610へモデルチェンジして生産終了。

他国での販売

GTA(北米仕様)
リトラクタブル・ヘッドライトによる独自のフロントマスクを持つ

日本国内では、1986年から当時のルノーの正規輸入代理店であるジヤクス・カーセールスがV6ターボを輸入した。商標権の関係からGTAを名乗らず、「アルピーヌ・V6ターボ」として販売された[2]

また、当時ルノー傘下にあったアメリカン・モーターズ(AMC)を通じて、V6ターボが北米市場に導入される予定であったが、発売を予定していた1987年にAMCがルノー傘下から離れたため、実現しなかった。

脚注

  1. ^ 80年代輸入車のすべて- 魅惑の先鋭 輸入車の大攻勢時代. 三栄書房. (2013). pp. 81. ISBN 9784779617232 
  2. ^ 武田公実 (2018年9月3日). ““アルピーヌ”ってなに?──今さら聞けないアルピーヌの歴史を解説!”. GQ JAPAN. 2023年7月17日閲覧。

関連項目

ルノー ロードカータイムライン 1980年代-
タイプ 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
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コンパクト トゥインゴ トゥインゴII トゥインゴIII
5/7 シュペール5 クリオI クリオII クリオIII クリオIV クリオV
シンボルI シンボルII
モデュス
カングー カングーII カングーIII
14 9/11 19 メガーヌI メガーヌII メガーヌIII メガーヌIV
フルエンス メガーヌIVセダン
パルス
スカラI スカラII
ミドル 18 21 ラグナI ラグナII ラグナIII
20/30 25 サフラン ヴェルサティス ラティテュード/サフラン
アッパー タリスマン(中国向け)
タリスマン
ミニバン セニックI セニックII セニックIII セニックIV
エスパスI エスパスII エスパスIII エスパスIV エスパスV エスパスVI
クーペ フエゴ アヴァンタイム ラグナクーペ
オープン ウインド
SUV キャプチャー キャプチャーII
カジャー
オーストラル
コレオス コレオスII
アルカナ
ピックアップトラック アラスカン
貨物自動車 マスターI マスターII マスターIII
トラフィックI トラフィックII トラフィックIII
エクスプレス
アルピーヌ/ルノースポール A310 V6 A610 スパイダー A110(2017)

アルピーヌ・V6 ターボ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/17 03:36 UTC 版)

アルピーヌ・V6 ターボ
GTA(V6ターボ)
GTA(V6GT)
ル・マン
概要
製造国 フランス
販売期間 1984年 - 1991年
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ クーペ
駆動方式 RR
パワートレイン
エンジン 2,458cc 水冷V型6気筒SOHCターボ
2,849cc 水冷V型6気筒SOHC
変速機 5速MT
サスペンション
前後:ダブルウィッシュボーン
車両寸法
ホイールベース 2,339mm
車両重量 1,210kg
系譜
先代 アルピーヌ・A310
後継 アルピーヌ・A610
テンプレートを表示

アルピーヌ・V6 ターボは、フランス自動車メーカーであるアルピーヌが、1984年から1991年まで製造したスポーツカーV6ターボは日本国内に正規輸入されたターボ車の日本名であり、ヨーロッパ市場ではNAエンジン仕様(V6GT)を含めた総称としてGTAの名で知られている[1]

概要

A310の後継として1984年に登場。シャシはFRP製のボディに鋼管製バックボーンフレームの組み合わせで、外装はウーリエによりデザインされ、フラッシュサーフェイス化によってCd値は0.28となっている。内装はマルチェロ・ガンディーニがデザインした。

エンジンはV型6気筒SOHCPRV)をリアに搭載し、当初は2,849cc自然吸気(NA)のV6GTのみであったが、1985年に2,458cc ターボV6ターボ(最高出力200PS/5750rpm、最大トルク29.6kgm/2500rpm[2])が追加された。

1989年には内外装を上質化したミッレ・ミリアが追加され、1990年には独自のフロントマスクを採用してフェンダーを拡張したスペシャルモデルのル・マンが追加された。

1991年A610へモデルチェンジして生産終了。

他国での販売

GTA(北米仕様)
リトラクタブル・ヘッドライトによる独自のフロントマスクを持つ

日本国内では、1986年から当時のルノーの正規輸入代理店であるジヤクス・カーセールスがV6ターボを輸入した。車名は商標権の関係でGTAを名乗らず、「アルピーヌ・V6ターボ」として販売された。

また、当時ルノー傘下にあったアメリカン・モーターズ(AMC)を通じて、V6ターボが北米市場に導入される予定であったが、発売を予定していた1987年にAMCがルノー傘下から離れたため、実現しなかった。

脚注

  1. ^ 武田公実 (2018年9月3日). ““アルピーヌ”ってなに?──今さら聞けないアルピーヌの歴史を解説!”. GQ JAPAN. 2023年7月17日閲覧。
  2. ^ 80年代輸入車のすべて- 魅惑の先鋭 輸入車の大攻勢時代. 三栄書房. (2013). pp. 81. ISBN 9784779617232 

関連項目

ルノー ロードカータイムライン 1980年代-   
タイプ 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
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コンパクト トゥインゴ トゥインゴII トゥインゴIII
5/7 シュペール5 クリオI クリオII クリオIII クリオIV クリオV
シンボルI シンボルII
モデュス
カングー カングーII カングーIII
14 9/11 19 メガーヌI メガーヌII メガーヌIII メガーヌIV
フルエンス メガーヌIVセダン
パルス
スカラI スカラII
ミドル 18 21 ラグナI ラグナII ラグナIII
20/30 25 サフラン ヴェルサティス ラティテュード/サフラン
アッパー タリスマン(中国向け)
タリスマン
ミニバン セニックI セニックII セニックIII セニックIV
エスパスI エスパスII エスパスIII エスパスIV エスパスV エスパスVI
クーペ フエゴ アヴァンタイム ラグナクーペ
オープン ウインド
SUV キャプチャー キャプチャーII
カジャー
オーストラル
コレオス コレオスII
ルノー・アルカナ
ピックアップトラック アラスカン
アルピーヌ/ルノースポール A310 V6 A610 スパイダー A110(2017)




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