ルノー・アヴァンタイムとは? わかりやすく解説

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ルノー・アヴァンタイム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 00:34 UTC 版)

アヴァンタイムAVANTIME)は、ルノーが製造・販売していた自動車である。

概要

アヴァンタイム
フロント
リア
概要
製造国 フランス
販売期間 2001-2003年
デザイン パトリック・ルケマン
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 3ドアミニバン
駆動方式 FF
パワートレイン
エンジン ガソリン:
2.0L I4
3.0L V6
ディーゼル:
2.2L I4
最高出力 210馬力(152kW)
最大トルク 29.5mkg(280Nm)
変速機 6MT
5AT
車両寸法
ホイールベース 2,700mm
全長 4,640mm
全幅 1,830mm
全高 1,635mm
車両重量 1,741kg
最大積載量 2,300kg
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パトリック・ルケマン(Patrick Le Quément)によりデザインされ、1999年3月のジュネーヴ・モーターショーでコンセプトモデルを発表。2001年のパリサロンで生産型が公開された。MPVの3代目エスパスをベースに、3.0 LV型6気筒ガソリンエンジンを搭載する斬新なコンセプトの「3ドアクーペ」として発表された。生産は当時、エスパスの生産で提携関係にあったマトラ・オートモビル工場で行われた。

一部の層からは熱狂的な支持を受けたものの販売数は芳しくなく、その後エスパスのモデルチェンジに伴いボディ架装方式が変わり、生産がルノー本体に引き継がれたことで、受注車両がなくなったマトラはルノーとの提携を解消し自動車生産からの撤退を決定。そのため発売からわずか2年後の2003年に生産終了となった。総生産台数は8,557台。

日本では2002年に発売され、在庫が払底する2005年夏頃まで販売されていた。最終的に正規輸入されたのは206台である。

車内が広く、非常に大きなドアのため相撲取りに愛用者が多いことで知られ、元大関の小錦八十吉(KONISHIKI)や、元横綱の曙太郎も乗っていたことで知られる。

アヴァンタイム

車名

「AVANTIME」は、フランス語で「前衛」を意味する“avant-garde” と英語で「時代」を意味する“time”を合成した造語で、つまり『時代を切り拓く前衛となる車』という意味である。

関連事項

外部リンク

ルノー ロードカータイムライン 1980年代-
タイプ 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
コンパクト トゥインゴ トゥインゴII トゥインゴIII
5/7 シュペール5 クリオI クリオII クリオIII クリオIV クリオV
シンボルI シンボルII
モデュス
カングー カングーII カングーIII
14 9/11 19 メガーヌI メガーヌII メガーヌIII メガーヌIV
フルエンス メガーヌIVセダン
パルス
スカラI スカラII
ミドル 18 21 ラグナI ラグナII ラグナIII
20/30 25 サフラン ヴェルサティス ラティテュード/サフラン
アッパー タリスマン(中国向け)
タリスマン
ミニバン セニックI セニックII セニックIII セニックIV
エスパスI エスパスII エスパスIII エスパスIV エスパスV エスパスVI
クーペ フエゴ アヴァンタイム ラグナクーペ
オープン ウインド
SUV キャプチャー キャプチャーII
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オーストラル
コレオス コレオスII
アルカナ
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トラフィックI トラフィックII トラフィックIII
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