アルティメットブラックキャット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/12 14:36 UTC 版)
「ブラックキャット (マーベル・コミック)」の記事における「アルティメットブラックキャット」の解説
アルティメットユニヴァースで展開する『アルティメット・スパイダーマン』ではブラックキャットはウィルソン・フィスク(=キングピン)を父親の仇だと考える若い女性フェリシア・ハーディである。復讐の相手を捜して、彼女は彼が昏睡状態に陥った妻に使おうとしていた計り知れない価値を持つ薬を盗み出した。キングピンは暗殺者エレクトラを回収の為に雇った。ブラックキャットが浜に投げ入れた時、エレクトラはサイの1つをブラックキャットの胸に投げつけ、死の淵へと追いやった。彼女は死んだように思われて、誰にも見つける事が出来なかった。 彼女はその後ギャングの抗争の最中に復活し、スパイダーマンの右のこめかみを狙撃しようとするハンマーヘッドを止めた。彼女はキングピンを取り除く事を意味するならばと、他のヒーローは気に食わないようだったが、ハンマーヘッドを狙う事に興味を示した。 危機的状況は終息した後、彼女はマスク越しにスパイダーマンに情熱的なキスをした。かつてからの彼への興味は強くなっていた。彼女は明らかに自分とピーターの間の年齢の不釣り合いという考えは持ち合わせておらず、彼が走り去った後、彼は既婚者であるに違いないと思っていた。彼女がどうにかして彼のマスクを脱がし彼が実際にはどれほど若いかを知るに至って、彼女はうんざりしてしまった。発見がもたらしたショックと困惑は大きく、彼女は彼のユニフォームに吐いてしまった。 アルティメットの世界ではブラックキャットはローレベルのミュータントで彼女の力と俊敏さはアルティメットスパイダーマンの中でも平均的な域にある。このバージョンでは、ブラックキャットは実際にはブルネットのショートヘアだが、シークレットアイデンティティでは白髪のかつらを装着する。ついでに言うとこのかつらはブラックキャットの頭皮にかなりしっかりとくっついているようだ。一度ならず、エレクトラはそれを力一杯引っ張っていたが、外れる事はなかった。彼女はそのストーリーの中ではずっとコスチュームを着ていたため、彼女は元の姿から自分自身の髪を伸ばし染めあげる事が出来るのかもしれない。
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