アルゼンチン国鉄中央研修センターの設立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 23:20 UTC 版)
「ロカ線電化」の記事における「アルゼンチン国鉄中央研修センターの設立」の解説
「es:Centro Nacional de Capacitación Ferroviaria」も参照 前述の通り、この事業ではラテン・アメリカ地域として初めて鉄道の交流電化を行うこととなった。そのため、アルゼンチン国鉄は職員に対して交流電化に関する特別な教育を行わなければならず、さらに同国鉄は全般的な近代化を計画していたことから、電化計画に加えて職員の研修を行うための施設の計画および建設を日本政府へ要請。日本政府は対外援助団体である国際協力事業団(JICA)を介して、この施設の建設および施設内における研修内容の伝授を行うことを決定した。そして誕生したものが、アルゼンチン国鉄中央研修センター(スペイン語版)(通称CENACAF)である。ロカ線のテンペルレイ駅の近くに建設が行われることとなり、1984年に着工、翌1985年完成した。 この施設においては前述の目的のほか、アルゼンチンの周辺諸国の鉄道事業への支援や研修生の受け入れなども行われている。
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