アリ-ババと四十人の盗賊とは? わかりやすく解説

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アリ=ババと四十人の盗賊

収載図書アラジンと魔法のランプほか―新編アラビアンナイト
出版社講談社
刊行年月2002.5
シリーズ名講談社青い鳥文庫


アリババと四十人の盗賊

収載図書アラビアン・ナイト
出版社国土社
刊行年月2004.3
シリーズ名世界名作文学


アリババと四十人の盗賊

作者ロアルド・ダール

収載図書まぜこぜシチュー
出版社評論社
刊行年月2007.3
シリーズ名ロアルド・ダールコレクション


アリ・ババと四十人の盗賊

収載図書アラビアン・ナイト 下 新
出版社岩波書店
刊行年月2001.9
シリーズ名岩波少年文庫


アリ・ババと四十人の盗賊

作者斉藤洋

収載図書アリ・ババと四十人の盗賊―アラビアン・ナイト
出版社偕成社
刊行年月2005.2


アリババと40人の盗賊

(アリ-ババと四十人の盗賊 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 18:57 UTC 版)

アリババと40人の盗賊』(アリババと40にんのとうぞく、アラビア語: علي بابا‎、ペルシア語: علی‌بابا‎、英語: Ali Baba and the Forty Thieves)は、イスラム世界に伝わっている物語とされるものの一つである。一般には『アラビアンナイト』(千夜一夜物語)の中の一編として認識されることが多いが、『アラビアンナイト』の原本には収録されていなかった(後述「アラビアンナイトとの関係」を参照のこと)。


  1. ^ 前嶋信次の訳による。『アラビアン・ナイト 別巻』アラジンとアリババ、東洋文庫443)p.198,200,213など、平凡社平凡社東洋文庫〉、1985年3月8日初版第1刷
  2. ^ 原典のアラビア語では、「イフタフ(開け)・ヤー(おい)・シムシム(胡麻)」と言う。日本では一般に「開け、胡麻」と訳されていることが多いが、これは英語版に見られる「Open Sesame」からの重訳である。
  3. ^ 岩の扉を閉じる呪文については、原典には記載が無い。
  4. ^ 「すぐに見つかった」とするものと「もう少しで盗賊たちが洞穴から出ていくところまで身を隠していたが、クシャミをして見つかった」とするものとがある。
  5. ^ モルジアナ自体は、元になったアラビア語女性名 مُرْجَانَة(Murjānah ないしは Murjāna, ムルジャーナ)の口語発音(方言発音)「モルジャーナ(Morjāna)」に対するラテン文字(英字などのこと)での当て字「Morjiana」などを日本語のカタカナで表したものである。 『千夜一夜物語(アラビアンナイト)』のこの登場人物に関しては日本語書籍・記事によってカタカナ表記違いである女性名マルジャーナ(مَرْجَانَة, Marjānah ないしは Marjāna)も用いられているが、上のムルジャーナと同綴の同一語に対する発音違いとなっている。 マルジャーナと読む場合もムルジャーナ(モルジアナの元)と読む場合も語義は全く変わらず、「(小さな)真珠(の粒)」「(小さな)珊瑚(のかけら)」を表す。かつてアラブ・イスラーム世界では奴隷を宝石・珊瑚・真珠・花などの名で呼ぶ風習があった。
  6. ^ ちなみに老人の職業は靴屋であったとする話もある(靴屋も仕立屋と同じく針と糸で物を縫い合わせる作業が得意であるため)。
  7. ^ ちなみに、盗賊たちがアリババの家を捜索する際に失敗した2人が頭領に処刑されたとする話もあり、その場合には残りの手下は37人で、頭領が連れていたロバの数は19頭になる。いずれにせよ、1つの容器だけ偽装のために本物の油が入っていた点は共通している。
  8. ^ [1] Ulrich Marzolph: The Arabian Nights Encyclopedia(2004), Volume 1, pp.12-13 , ISBN 9781576072042
  9. ^ 西尾哲夫『アラビアンナイト --- 「物語」に終わりはない』、100分de名著、NHK出版、2013年11月、pp.19-20、ISBN 978-4-14-223032-7 『ガランは「千一夜」物語という以上は物語は千一夜分あるはずだとかたく信じていたので、続きが書かれた写本を必死で探しまわりました。しかし、うまく見つけることができません。困り果てていたところ、シリア北部アレッポの出身でフランスに滞在していたハンナ・ディヤーブという人物と知己になり、彼が故郷の民話にくわしいことがわかりました。そこで彼に写本に入っていないアラビアンナイトのような物語をいろいろ聞き取りし、それを翻訳の続きに加えていきました。このとき聞き取った話の中に、いまのわれわれにおなじみの「アラジン」や「アリババ」「空飛ぶ絨毯」などがありました。』
  10. ^ ロバート・アーウィン、西尾哲夫訳『必携アラビアン・ナイト 物語の迷宮へ』、p.76、平凡社、1998年1月、ISBN 4-582-30803-1
  11. ^ a b 池田修、ムフシン・マフディー版「アラビアン・ナイト」の登場、「千夜一夜物語と中東文化---前嶋信次著作集I」に所載、p.471、平凡社東洋文庫669、2000年4月10日初版、ISBN 4-582-80669-4
  12. ^ 前嶋信次(訳)『アラビアン・ナイト 別巻』アラジンとアリババ、東洋文庫443)あとがきにかえて、pp.287-288、平凡社平凡社東洋文庫)、1985年3月8日初版第1刷
  13. ^ 池田修、ムフシン・マフディー版「アラビアン・ナイト」の登場、「千夜一夜物語と中東文化---前嶋信次著作集I」に所載、p.469、平凡社東洋文庫669、2000年4月10日初版、ISBN 4-582-80669-4
  14. ^ ロバート・アーウィン、西尾哲夫訳『必携アラビアン・ナイト 物語の迷宮へ』、p.79-81、平凡社、1998年1月、ISBN 4-582-30803-1
  15. ^ Husain Haddawy訳, "The Arabian Nights II: Sinbad and Other Popular Stories (v. 2)", Introduction, p.xiii, W W Norton & Co Inc (September 1995), ISBN 978-0393038156 "Although it is written in a pseudo-grammatical Arabic, with some mistakes and colloquial words, as well as purple patches, verses, and rhyming phrases alien to Galland's verdion, a close examination reveals that it is a modified translation of Galland. It is no more of Arabic origin than its author Jean Varsi, a Frenchman attached to the French mission in Egypt."
  16. ^ ロバート・アーウィン、西尾哲夫訳『必携アラビアン・ナイト 物語の迷宮へ』、p.83-84、平凡社、1998年1月、ISBN 4-582-30803-1
  17. ^ a b 池田修、ムフシン・マフディー版「アラビアン・ナイト」の登場、「千夜一夜物語と中東文化---前嶋信次著作集I」に所載、p.472、平凡社東洋文庫669、2000年4月10日初版、ISBN 4-582-80669-4
  18. ^ The eternal adventure: The amazing tale of the Arabian Nights The Independent、2008年11月21日
  19. ^ [2] Robert Irwin: The Arabian Nights: A Companion(1994), p.30(下から3行目), ISBN 978-1860649837


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