アリ戦の敗戦と転身
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 01:43 UTC 版)
「ジョージ・フォアマン」の記事における「アリ戦の敗戦と転身」の解説
1974年10月30日、ザイールのキンシャサで、元王者モハメド・アリと3度目の防衛戦を行う。序盤から圧倒的に攻め続けながら、ロープ際でロープに体を預けて防御するアリの戦法(ロープ・ア・ドープ)にはまり体力を消耗(フォアマンはアリ陣営によってロープが緩められていたと主張している)。8Rに逆転KOされ王座から陥落し、41戦目でのキャリア初黒星となった(キンシャサの奇跡)。 1年以上休養した後、1976年1月24日、ロン・ライル (Ron Lyle) とNABFヘビー級決定戦を行い、ダウンの応酬の末5RKO勝利する。その後、フレージャーとの再戦(5RTKO)を含めて4連勝する。1977年3月17日、勝てばアリへの再挑戦権を得る試合にこぎつける。場所はプエルトリコ・サンファン、相手は格下のジミー・ヤング (Jimmy Young) だった。一方的にヤングを攻めたが、試合中盤に失速し、最終ラウンドにダウンを喫して判定負け。 ヤング戦の試合後ロッカールームで昏倒し、イエス・キリストの存在を感じる神秘的な体験をしたことを契機に、キリスト教に目覚める。28歳でボクサーを引退し、キリスト教の牧師に転身する。
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