アピット祠堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:28 UTC 版)
主要祠堂とそれらのヴァーハナの祠堂が並んだ列の間に、2基のアピット祠堂(チャンディ・アピット、尼: Candi Apit)が北側と南側にある。アピット (Apit) はジャワ語で「挟む」の意で、それは内苑を囲む南北の側面の位置に2基の祠堂があることによる。アピット祠堂の内陣には今日何も認められず、これらのアピット祠堂がいずれの神に捧げられたものかなどは明らかではない。しかし、外壁南側のアピット祠堂の浮彫りの調査によれば、女神、おそらくはブラフマーの配偶神 (Shakti) サラスヴァティーが描かれている。プランバナン寺院におけるヒンドゥー教の諸神(英語版)建造物としてこれを捉えた場合、南側のアピット祠堂はサラスヴァティーに捧げられ、北側のアピット祠堂はラクシュミーに捧げられたという可能性も考えられる。
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アピット祠堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 07:26 UTC 版)
プルワラ小祠堂の第2列と第3列の間は25メートル開いている。そこに東西および南北軸に沿って、アピット祠堂(チャンディ・アピット、尼: Candi Apit、アピット〈Apit〉は「側面」〈英: flank〉の意)があり、四方位にそれぞれ一対となる合計8基が配置されており、一対の祠堂は互いに向かい合う。アピット祠堂の基壇は9.3メートル四方で、主祠堂に次いで2番目に大きな構造物であるが、今日、東側の2基と北側の1基が残存するのみである。
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