アピールの方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 08:54 UTC 版)
アピールはボールインプレイ中で、且つ次のプレイを行う前までに行わなければならない。ボールデッド中のプレイ(柵越え本塁打の際の塁空過など)に対するアピールは、次に球審がプレイを宣告した直後に行わなければならない。投手が打者に対して次の一球を投げたり、投手を含めた全ての野手がアピールとは関係ないプレイ(牽制球などのアピールと関係ない塁への送球、ボークなど)を行ってしまうと、アピールの権利が消滅する。ただし、複数の塁でアピールすべきプレイがあったときに、他の塁でのアピールプレイは、他のアピールプレイの権利の消滅にはならない。 審判員がアピールを受け付け、そのアピールを支持する場合にはアウト、支持しない場合にはセーフの宣告をする。ボールデッド中にアピールがあった場合には、審判員はボールデッド中であることのみ野手に伝え、アピールを受け付けてはならない。1つの塁について複数の走者が通過した場合は、どの走者が塁を踏まなかったかを審判員に明示しなければならない(審判員も、どの走者についてのアピールか尋ねる必要がある)が、仮に間違えてアピールしてしまった場合でも、その塁を通過した走者の数まではアピールを繰り返すことができる。
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