アッパー・スクール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/23 05:44 UTC 版)
「ロイヤル・バレエ学校」の記事における「アッパー・スクール」の解説
1955年に年少の生徒をホワイト・ロッジに移したことに伴って、バロンズ・コートの校舎がアッパー・スクールとなった。このとき初めて学位課程が導入された。アッパー・スクールは2003年1月にコヴェント・ガーデンに移転し、現在はバロンズ・コートの校舎にはロンドン・アカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマティック・アートが入っている。 コヴェント・ガーデンに新しく建てられた校舎は、200人の観客を収容できる座席格納式のスタジオシアターなど6つのダンススタジオを備えた4階建ての建物である。男子・女子更衣室とシャワールーム、ジムおよびフィットネスルーム、ピラティススタジオ、理学療法室、学生用談話室の他、教育設備として教室が4室、コンピュータを備えた図書室、アート・スタジオ、視聴覚室が設けられている。すべてのダンススタジオは視聴覚室とリンクされているので、スタジオで撮影したクラスやリハーサルの様子を視聴覚室で確認し、自分自身のダンスを分析する、といったこともできる。 学生は、バレエを集中して学ぶだけでなく、レパートリーやソロ、パ・ド・ドゥ、キャラクター・ダンス、コンテンポラリー・ダンスの他、演出技法やメイクアップ、身体のコンディショニング法も習得する。3年次には、年間を通じてロイヤル・バレエ団およびバーミンガム・ロイヤル・バレエ団でプロダンサーに交じってトレーニングする機会が多く設けられている。
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