アジア・ワン・センターとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > アジア・ワン・センターの意味・解説 

アジア・ワン・センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 18:18 UTC 版)

アジア・ワン・センター
建物外観写真
情報
旧名称 KENGOO ABCビル
プロクター・アンド・ギャンブル日本本社/神戸イノベーションセンター
用途 事務所研究所
設計者 竹中工務店
施工 竹中工務店
建築主 プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート構造及び鉄骨構造
敷地面積 10,918.63 m²
建築面積 2,495.79 m²
延床面積 41,160.72 m²
階数 地上31階地下2階
高さ 131.4m(最高高)
エレベーター数 10台
着工 1990年10月
竣工 1993年2月
所在地 658-0032
兵庫県神戸市東灘区向洋町中1丁目17
座標 北緯34度41分26.2秒 東経135度16分12.2秒 / 北緯34.690611度 東経135.270056度 / 34.690611; 135.270056 (アジア・ワン・センター)座標: 北緯34度41分26.2秒 東経135度16分12.2秒 / 北緯34.690611度 東経135.270056度 / 34.690611; 135.270056 (アジア・ワン・センター)
テンプレートを表示

アジア・ワン・センター(Asia One Center)は、兵庫県神戸市東灘区にある超高層オフィスビルである。

概要

米国日用品大手、プロクター・アンド・ギャンブルの日本法人(当時のP&Gファー・イースト)が、複数拠点に分散していた本社および研究機能を集約し、執務環境とコミュニケーションの向上及び効率化を図るため、六甲アイランドの一角に建設された。

外観は6層単位のメガストラクチャーが特徴。低層階は研究機能を12層からなるアトリウムの周囲に配置。ガラス張りかつ外光を取り込む事で、閉鎖性を廃し研究員の交流を促すよう配慮された。中層階にはオープンタイプのミーティングスペースや図書室をはじめ、カフェテリア食堂)やトレーニングセンターなどの共用施設などを配置。高層部は執務スペースとした。

P&Gは2009年アジア本部を皮切りに研究開発などの機能をシンガポールに順次移管[1]。これに伴い、当ビルに余剰空間が発生したため、2016年平成28年)に日本法人の本社を同じ神戸市内の三宮中央区小野柄通)へ移転した[2]。P&Gは移転に先立ち、この土地と建物を剣豪集団に売却している[3]

受賞歴

最寄駅

出典

  1. ^ 印南志帆 (2016年1月9日). “P&Gで人事に大ナタ、問われる日本の存在感”. 東洋経済オンライン. https://toyokeizai.net/articles/-/98405?page=2 2020年2月22日閲覧。 
  2. ^ P&G 新社屋へ移転完了、8月1日より全面稼働』(プレスリリース)プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン、2016年7月28日https://jp.pg.com/news/release_pdf/20160812p02.pdf2020年2月22日閲覧 
  3. ^ “P&Gジャパンの30階建て本社ビルを購入した中国系企業の「夢」とは?―日本華字紙”. レコードチャイナ. (2014年4月23日). https://www.recordchina.co.jp/b86931-s0-c20-d0041.html 2020年2月22日閲覧。 

参考文献

  • 「作品 - P&G日本本社ビル」 - 『新建築』1993年6月号(新建築社刊)305~313ページ及び315ページ

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  アジア・ワン・センターのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アジア・ワン・センター」の関連用語

アジア・ワン・センターのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アジア・ワン・センターのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアジア・ワン・センター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS