アグレミーナ浜松とは? わかりやすく解説

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アグレミーナ浜松

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/29 07:53 UTC 版)

アグレミーナ浜松
原語表記 アグレミーナ浜松[1]
呼称 アグレミーナ浜松[1]
クラブカラー   紺、   オレンジ
創設年 1996年
所属リーグ 日本フットサルリーグ
所属ディビジョン Fリーグディビジョン2
ホームタウン 静岡県浜松市[1]
ホームスタジアム
浜松アリーナ
収容人数 4,500
監督 金井一哉
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

アグレミーナ浜松(アグレミーナはままつ、Agleymina Hamamatsu)は、日本静岡県浜松市をホームタウンとする[1]日本フットサルリーグ(Fリーグ)に加盟するフットサルクラブ。

概要

1996年、磐田市田原地区を本拠として元Jリーガーらが中心となって現在のクラブ母体を設立し、2002年より「田原フットサルクラブ」として活動。2011年までは東海地域リーグ1部にて活動していた[2]

2012年1月、運営会社としてAnguilla浜松株式会社を設立して浜松市に移転。アングイア(イタリア語: Anguilla)はウナギという意味である[2]。チーム名称を公募し、当時小学5年生の少年が応募した「アグレミーナ浜松」に決定[2]Fリーグ準会員となり、2013-14シーズンからの加入を目指していた[3]。「アグレミーナ」はスペイン語の「アグレッシヴォ(攻撃的)」+「レイ(王様)」+「ミーナ(たくさんの宝物)」の3語を足してできた造語である[2]。2015年12月1日にAnguilla浜松株式会社から株式会社AGREYへ商号変更[4]、2019年4月に運営法人として一般社団法人アグレミーナが設立された[5]

歴史

Fリーグ参入まで

準会員決定から1ヶ月後の同年2月16日にFリーグ正式加盟が決定[6]。これにより2012-13シーズンのFリーグより参加することとなった。これは、これまで参加していたステラミーゴいわて花巻が予算難のため2011-12シーズンで撤退になったことと、アグレミーナ浜松の本拠地となる浜松アリーナがリーグ規定のキャパシティーやコートサイズを満たしていることなどのFリーグ正会員のための条件を満たしているためで、準会員リーグを戦わず、目標より1年繰り上げでのFリーグ昇格となった。

2012-13シーズン

2012年、攻撃の要として元オランダ代表のオマー・ニージャーリ、守備の要としてステラミーゴいわて花巻から中島涼太を補強、元Jリーガーの山本浩正(ジュビロ磐田セレッソ大阪等)、笠井健太(鹿島アントラーズ)も加入した。しかし、東海リーグ1部中位のチームを基盤にしたこともあり、他チームとの戦力差は明らかとなる。

2012-13シーズン開幕前にマリオフットサルスクールのコーチを務めていたブラジル人の「ゼゴ」ことアントニオ・ジョゼ・アゼベドを監督に起用しようとしたが交渉が決裂。急遽前田健一が監督を続投することとなった。2012年10月の中断期間中に再び同様の交渉を行ったがまたも決裂。後に2012-13シーズン内はそのままの体制で戦い抜くことを発表した[7]

2013-14シーズン

2013年4月に小野直樹が新監督に就任。前監督の前田はコーチとして引き続き在籍する。前年度の攻撃の要であったオマー・ニージャーリがシーズンオフに退団し更なる得点力不足が懸念されたが、湘南ベルマーレフットサルクラブから曽根田盛将ASVペスカドーラ町田から三輪修也らを補強、また、怪我で一時現役を退いていた元湘南ベルマーレのFW松浦勇武も加入した。しかし成績は振るわず小野も第16節の府中戦を最後に前期途中で辞任。後任の監督は前監督の前田コーチが代行で務め、同年11月に保田健二朗が新監督となる。後期はデウソン神戸より元日本代表の江藤正博、静岡XEBRAより小池良平らを獲得した。

2014-15シーズン

2014年、シーズンオフに名古屋オーシャンズより川原永光バサジィ大分より中村友亮の日本代表クラス2名と元日本代表の野嶋倫らを獲得した。しかし第4節エスポラーダ北海道戦を最後に保田健二朗が病気療養を理由にシーズン途中で退任。第9節シュライカー大阪戦まで渡辺義朗コーチが監督代行を務める。第10節府中戦よりバルドラール浦安等で監督経験があるカルロス・セザルが監督に就任するも、翌月には家族の病を理由にスペインへ緊急帰国。第13節湘南戦より再び渡辺義朗コーチが監督代行を務める。

同年10月にレディースとU-21の発足を発表。

2017-18シーズン

2016-17シーズン終了後には名古屋オーシャンズから中村友亮前鈍内マティアスエルナンを獲得。代々木体育館で行われた開幕戦で、バルドラール浦安に勝利し、Fリーグ参入後初めて開幕戦を白星で飾った。

2018年1月18日、Fリーグが2018-2019シーズンから2部制を導入するにあたって新設されるFリーグディビジョン1(F1)へ参加することが決定した[1]。 2017/2018シーズンは、創設初の8位と、一桁順位で終了した。

エンブレム・ユニフォーム

エンブレムの色は田原フットサルクラブのチームカラー紺とオレンジを引き継いだ。盾の意匠に、上に星、クラブ名の下も「ミーナ」の「M」を配し、下左にフットサルのボールと同右に浜松市の市章をデザインした[2]

ユニフォームのホームは紺、アウェイは白をベースとしてきたが、2024-2025シーズンのアウェイはオレンジ。

チーム成績

年度 所属 勝点 試合 勝利 引分 敗戦 得点 失点 得失 順位
2012-13 Fリーグ 8 27 2 2 23 45 137 -92 10位
2013-14 9 36 3 0 33 70 180 -110 10位
2014-15 14 33 2 8 23 64 109 -45 12位
2015-16 16 33 5 1 27 63 134 -71 11位
2016-17 26 33 7 5 21 60 121 -60 11位
2017-18 26 33 7 5 21 79 121 -42 8位
2018-19 F1 13 33 3 4 26 51 125 -74 12位
2019-20 F2 19 14 6 1 7 39 33 6 5位
2020-21 F2 12 10 4 0 6 23 32 -9 4位
2021-22 F2 15 15 4 3 8 33 42 -9 5位
2022-23 F2 29 16 9 2 5 51 42 +9 3位
2023-24 F2 26 16 8 2 6 56 49 +7 3位

タイトル

所属選手

2024-25シーズン登録選手
  • 2 FP 阿部成那
  • 3 FP 真鍋優斗
  • 5 FP 鷲北一輝
  • 7 FP 山桐正護
  • 8 FP 松本行令
  • 9 FP 尾崎珠利
  • 10 FP 巽優太
  • 11 FP 井上北渡
  • 13 GK 宮本ギレルメ
  • 15 FP 伊藤悠悟
  • 23 GK 曽根颯来
  • 24 FP 三嶽侑平 
  • 25 FP 熊谷貫太郎

監督

  • 前田健一 2005年 - 2013年
  • 小野直樹 2013年4月 - 10月
  • 保田健二朗 2013年11月 - 2014年7月
  • カルロス・セザル 2014年7月 - 2014年12月
  • 保田健二朗 2014年12月 - 2017年11月
  • 豊島明 2017年11月 - 2020年3月
  • 向井敦 2020年9月 - 2021年3月[8]
  • 高橋優介 2021年4月 - 2024年3月
  • 金井一哉 2024年4月 -

脚注

  1. ^ a b c d e 日本フットサルリーグ フットサル中期ビジョンと2018/2019シーズン以降の取り組みについて』(プレスリリース)日本フットサルリーグ、2018年1月18日http://www.fleague.jp/news/?p=401102018年2月10日閲覧 
  2. ^ a b c d e エンブレムの世界 アグレミーナ浜松『サッカーマガジン』2012年7月3日号、ベースボール・マガジン社、斉藤健仁、2012年、雑誌23881-7/3, 056頁。
  3. ^ Fリーグ昇格目指す=アグレミーナ浜松 時事ドットコム、2012年2月2日
  4. ^ 会社名変更及び役員改選のお知らせ』(プレスリリース)アグレミーナ浜松、2015年12月18日http://agleymina.jp/news/news-3061.html2020年4月10日閲覧 
  5. ^ 一般社団法人アグレミーナ設立について』(プレスリリース)アグレミーナ浜松、2019年4月16日http://agleymina.jp/news/news-10031.html2020年4月10日閲覧 
  6. ^ 2012シーズンよりアグレミーナ浜松のFリーグ新規加入が決定! Fリーグ公式サイト、2012年2月16日
  7. ^ アグレミーナ浜松 今期の体制について
  8. ^ アグレミーナ浜松 監督登録についてにある通り、当初は山元優典が監督就任の予定であったが新型コロナウィルスの影響でJFAのライセンス講習会が中止になり山元がライセンスを取得する見通しが立たなくなったため、ライセンス保有者である向井が監督となった。

外部リンク


アグレミーナ浜松

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 05:39 UTC 版)

石黒紘久」の記事における「アグレミーナ浜松」の解説

2014年3月には名古屋退団し5月にはアグレミーナ浜松と契約同時期に川原岩崎雄大浜松移籍しており、名古屋オーシャンズ/名古屋オーシャンズサテライトゴレイロ3人が揃って浜松移籍するとなった2014-15シーズン川原控えだったが、23試合登録され名古屋時代よりも出場機会増やした2014年11月9日にはFリーグ100試合出場(登録)を達成している。2015年には川原浜松退団し2015-16シーズン石黒レギュラー任されている。

※この「アグレミーナ浜松」の解説は、「石黒紘久」の解説の一部です。
「アグレミーナ浜松」を含む「石黒紘久」の記事については、「石黒紘久」の概要を参照ください。

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