アクロポリスラリー
WRCヨーロッパラウンドのなかで、もっともラフな路面をもつギリシャで行われるラリー。耐久のサファリと異なりスプリントラリーという設定。極悪路を高速で飛ばすためにサスペンションやシャシーのトラブルも多い。また、5月から6月に開催するために気温も高く、ときには40℃近い温度となることもある。こうした条件からWRCでもっともリタイアの多いラリーとして知られている。このラリーで勝つためには耐久性、スピード、運などすべてのバランスがとれている必要があり、そのためにかつてはアクロポリスを制するものは世界を制するといわれた。2001年以降、道の悪さの不評を払拭するため、主催者はラリー前に道路の整備を行いはじめ、路面は以前ほどラフではなくなっている。
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