青ヒ芳彩【アオヒホウサイ】(林木)
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登録番号 | 第13173号 |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | ひのき | |
登録品種の名称及びその読み | 青ヒ芳彩 よみ:アオヒホウサイ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 金子芳雄 | |
品種登録者の住所 | 埼玉県大里郡花園町大字武蔵野4027番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 金子芳雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、植栽されたひのきの変異株から育成されたものであり、樹形が単幹状で樹冠形(幼齢木)が広円錐形の用材及び庭園向きの品種である。樹形は単幹状、幼齢の樹冠形は広円錐形である。樹幹の通直性は直、完満性は完満、真円性は正円である。樹皮の色は灰褐、厚さは中、き裂紋様は樋肌(桧肌)である。枝の太さ、長さ、岐出角及び枝付き密度は中、旋回性は小、自然落枝性は中である。鱗片葉の夏葉(当年葉)の色は淡青味緑(JHS カラーチャート6001)、冬葉の色は緑である。無分岐鱗片葉の側葉の長さ及び背腹葉の長さは中である。分岐鱗片葉の側葉の長さ及び背腹葉の長さは中である。枝軸鱗片葉の側葉の長さ及び背腹葉の長さは長である。球果の形は球形、大きさは中、色は黄褐である。挿し木の発根性はやや易である。「ナンゴウヒ」と比較して、鱗片葉の夏葉(当年葉)の色が淡青味緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に山林(埼玉県大里郡寄居町)において植栽木の中から葉色の異なる株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「日本、青ヒノキ、花園」であった。 |
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