青丸くん【アオマルクン】(食用作物)
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登録番号 | 第13192号 |
登録年月日 | 2005年 6月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | 青丸くん よみ:アオマルクン |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 島田信二、高田吉丈、境哲文、河野雄飛、島田尚典、高橋浩司、足立大山、田渕公清、菊池彰夫、湯本節三、村田吉平、酒井真次 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統に「タチユタカ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(秋田県仙北郡西仙北町)における成熟期は中の早、伸育型は有限、主茎長及び粒は中、種皮色が淡緑、粒形が球で豆腐加工用の品種である。伸育型は有限、分枝数は少、胚軸の色は紫、主茎長、主茎節数及び最下着莢節位高は中である。小葉の形は円葉、数は3枚葉、花色は紫である。熟莢の色は褐、裂莢の難易は難、毛茸の多少は中、色は白である。種皮の単色・複色の別は単色、地色は淡緑、粒の子葉色は緑、粒形は球、臍の色は緑、粒の大小は中、子実の品質は中の上である。開花期は中、成熟期は中の早、生態型は中間型、粗蛋白含有率及び粗脂肪含有率は中である。倒伏抵抗性は強である。「スズカリ」と比較して、分枝数が少ないこと、種皮の地色が淡緑であること、臍の色が緑であること等で、「タチユタカ」と比較して、種皮の地色が淡緑であること、臍の色が緑であること、成熟期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に農林水産省東北農業試験場(現独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構、秋田県仙北郡西仙北町)において、出願者所有の育成系統に「タチユタカ」を交配し、4年に雑種第2代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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