輸入牛肉(ゆにゅうぎゅうにく)(imported beef)
経済産業省の資料によると、2002年時点での牛肉輸入国の比率は、アメリカ(50%)とオーストラリア(45%)の2か国だけで大半を占めている。残りは、カナダやニュージーランドなどからわずかながら牛肉を輸入している。
1991年に牛肉の輸入を自由化したとき、それまで設定していた割り当てによる数量制限を撤廃する代わりに、70%という高い水準の関税率を実施した。その後、世界貿易機関(WTO)における交渉などを受けて、現在の関税率は38.5%まで引き下げられた。
メキシコ農業省は、日本に向けて2億5000万ドル相当の牛肉を輸出する契約を結んだと発表した。メキシコが日本に牛肉を輸出するのは初めて。アメリカで牛海綿状脳症(BSE)に感染した牛が発見されたことで、現在、アメリカ産の牛肉の輸入を停止している。
(2004.07.12掲載)
ゆにゅうぎゅうにくと同じ種類の言葉
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