ねんきんネットサービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/04 03:20 UTC 版)
「ねんきん定期便」の記事における「ねんきんネットサービス」の解説
ねんきん定期便によらず、2006年3月31日から始まったパソコンなどによってインターネットを介してねんきん定期便に記載される内容と同様なものを何時でも入手できる「年金個人情報提供サービス」があったが、2011年2月28日から「ねんきんネットサービス」と改称され機能も改善された。これはインターネットを介して基礎年金番号、氏名、生年月日などを入力し申し込み社会保険庁で管理する記録による本人確認後、ユーザIDとパスワードが郵便で知らされ、その後サービスを使うことができるもの。2011年度以降は「定期便」に記載されているアクセスキーを利用することで短時間で利用登録が可能である。またパソコンなどを使いこなせない加入者の同意を得てサービスの利用を申し込み、記録を見て知らせてあげたり同席して見ることができる。 このサービスを利用すればねんきん定期便を待つことなく何時でも最新の年金記録が確認でき、「私の履歴整理表」を用いれば記録の確認が容易となる。将来の年金額も試算でき、また持ち主不明の記録を検索することもできる。また、2012年4月から「ねんきんネット」利用者でメールアドレスを登録した者には、誕生月に電子版「ねんきん定期便」のお知らせが送信され、節目年齢時に確認できる内容(郵送版と完全に同じではない)を見ることができる。なお、このサービスは老齢基礎年金をすでに受給している者は受けられない。このサービスは民主党などが提唱していた「年金通帳」に代わるものとされる。
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