ネムベクリーク油田
【英】: nembe creek oilfield
ナイジェリア南部の低地(スワンプ地帯)、海岸線から内陸側約 15km に位置する、同国の代表的油田。 シェル-BP により 1973 年に発見され、1977 年に生産が開始された。 地質区としてはニジェール・デルタ盆地(デルタ盆地)に属し、集油形態は成長断層に伴って形成された背斜構造、集油面積は約 8 km2 。主油層は第三紀中新世の砂岩(多層)で、深さは 2,100 ~ 3,600m 。究極可採埋蔵量は 6 億 2,500 万バレルと見積もられている。原油はパラフィン基で、比重 31.0°API。 近年、産油量、累計生産量はともに発表されておらず不明である。 主文献『世界の大油田』(1984) (齊藤 隆、2006 年 3 月) |

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