ニコチンパッチは、1986年LTS Lohmann社(ドイツ)がタバコ葉から抽出したニコチンを経皮的に供給する製剤として開発した禁煙の補助を目的とした経皮吸収剤です。わが国へは、1989年1月に導入されました。
ニコチンパッチは、他のニコチン製剤と違い長時間作用型のニコチン製剤で、24時間安定したニコチン補給が可能となっています。また、使用中に他の人から使用していることがわからないこともパッチの利点となっています。副作用はかゆみやかぶれが最も多くなっています。ニコチンパッチの有効性は、海外の報告では何も使わない場合と比べて1.66倍禁煙しやすいと報告されています。
2008年、ニコチンパッチは一般用医薬品として発売が開始されました。薬局での対面販売が可能となり、それまでの医療機関における処方箋を通した処方から、より喫煙者が手軽に入手可能な薬剤となりました。
ニコチン‐パッチ【nicotine patch】
ニコチンパッチ
読み方:にこちんぱっち
ニコチンパッチ
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