なると_(飲食店)とは? わかりやすく解説

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なると (飲食店)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/03 15:24 UTC 版)

株式会社なると
Naruto CO.,LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本
047-0032
北海道小樽市稲穂3丁目16番13号
業種 小売業
法人番号 6430002055654
事業内容 飲食店事業
フランチャイズ委託事業
代表者 代表取締役 阿部誠
資本金 300万円
純利益 ▲8906万2000円
(2023年6月期)[1]
総資産 6億5764万4000円
(2023年6月期)[1]
外部リンク naruto-1952.jp
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なるとは、株式会社なると(旧:有限会社若鶏時代なると)が北海道で展開する若鶏半身揚げ・ザンギなど唐揚げが名物の飲食店。「なるとグループ」として運営している店舗は「若鶏時代なると」「小樽なると屋」「回転寿司うずしお」である。「ニューなると」を運営していた株式会社鳴戸商事は2018年4月に倒産している。 2021年現在において、半身揚げおよび唐揚げ(ザンギ)の味付け、仕入先が同じ「なるとグループ」は、北海道内にある「若鶏時代なると」「小樽なると屋」のみしか存在しない。

概要

なるとは以下のように複数の会社により展開している

  • 若鶏時代なると - 元祖である小樽市に構える1959年創業の「有限会社若鶏時代なると」が展開。創業者は栗嶌寅男。現在は創業者の実孫(三女の次男)阿部誠が運営する。
  • ニューなると - 株式会社鳴戸商事が展開、創業者の長女の夫である佐藤一磨が運営していたが2018年4月倒産。
  • 小樽なると屋 - 株式会社FOOD COLLECTが展開、有限会社若鶏時代なるとと同じく阿部誠が運営している。
  • なるとキッチン - 株式会社TREATが展開、「ニューなると」創業者の実子(「若鶏時代なると」創業者の実孫)である佐藤友昭が運営している[2]
  • 若鳥のなると - オホーツク管内で展開、血縁関係はないが「若鶏時代なると」からのれん分けして運営している。

店舗

若鶏時代なると
若鶏時代なると 本店

若鶏時代なると 本店1956年、栗嶌寅男・たみ子夫妻は淡路島福良より小樽市へ移住。当初はお好み焼き屋として創業。その後、半身揚げが誕生し、業態を変え若鶏時代なるとを開店。その後、寿司も展開した。北海道における若鶏半身揚げの元祖店であり、寿司・若鶏半身揚げがメインの飲食店であるが、カレー・天ぷら・丼もの・ラーメン・焼き鳥なども扱っている居酒屋・食堂である。北海道・東北の鶏を使用。料金は前払い制であり、追加注文をする場合、その都度会計をしなければならない。また、テイクアウトのみの場合、会計後店外の玄関ホールで待つことになる。

ニューなると

1978年創業。寿司・若鶏半身揚げがメインの寿司店。長女の夫佐藤一磨が経営。寿司職人として修行後、若鶏時代なるとで修行。1978年花園支店を譲り受け独立。 「小樽ニューなると」として丸井今井Feeeal旭川とデパートにも展開し、半身揚げやザンギ・手羽先など揚げ物のみでテイクアウトのみとなっていた。北海道伊達市産の伊達地鶏の生肉を使用していた。2005年4月26日、2号店である出抜小路店を開店していたが閉店後は、小樽なると屋が出抜小路店のみ引き継ぐ。 2015年1月20日をもって閉店との告知がHPと店頭でなされたのち再開するも、運営する鳴戸商事が2018年4月に倒産。

なるとキッチン

2017年創業。「ニューなると」創業者の実子であり「若鶏時代なると」創業者の実孫である佐藤友昭が経営。「ニューなると」の姉妹店として2017年1月に札幌すすきの店をオープンし、2店舗目を2017年5月18日に道外初出店となる路面店を東京五反田にオープン [3]。2018年9月6日には初ののれん分けである広島店がオープン[4]

若鳥のなると

若鶏時代なるとで修行した店主が暖簾分けして独立。若鳥のなると(なると 網走店)を開店。北海道産の生肉を使用。 若鳥のから揚げ 網走なると北見店はここの流れを組む。

小樽なると屋 朝里本店
小樽なると屋 朝里本店

2007年、若鶏半身揚げをメインとした飲食店「小樽なると屋」を個人創業し、2008年11月株式会社NARUTO-YA.COMを設立。2011年商号を株式会社FOOD COLLECTに変更。小樽市・札幌市・帯広市・函館市・苫小牧市など北海道内に展開するチェーン店であったが、現在は肉加工製造に特化したことで、当社が運営していた飲食店舗を株式会社なるとが承継。国産の鶏を使用し、味・製法などをそのまま受け継いでいる。

特徴

鶏肉

北海道産鶏肉の生肉を使用。

から揚げ
小樽なると屋 澄川店のザンギ(二人前・テイクアウト品)
小樽なると屋 澄川店の若鶏ネック揚げ(テイクアウト品)
  • 若鶏半身揚げ - 半身に切られた骨付きの鶏肉を使用。ネック(首の部分)・胸肉・手羽先・手羽元・もも肉まで味わえる。塩・こしょうで味付けしたものを素揚げにて調理し、そのまま提供される。
  • ザンギ - 大振りに切られた鶏もも肉を使用。
  • 若鶏ネック揚げ - ネック(首の部分)の肉を使用。
  • 手羽先

脚注・出典

  1. ^ a b 株式会社なると 第59期決算公告
  2. ^ Naruto Kitchen. “小樽名物若鶏半身揚げ専門店 - なるとキッチン”. 2022年3月20日閲覧。
  3. ^ 株式会社TREAT (2017年5月17日). “北海道小樽名物若鶏半身揚げ専門店「なるとキッチン」が道外初出店「小樽のソウルフード若鶏半身揚げ無料キャンペーン」を実施”. PR TIMES. PR TIMES. 2022年3月20日閲覧。
  4. ^ 株式会社ぐるなび (2018年9月5日). “北海道展での実績を基盤に多店舗化する揚げ鶏居酒屋とは”. ぐるなび PRO. ぐるなび PRO. 2022年5月20日閲覧。

外部リンク


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