なげき

デジタル大辞泉

なげき【嘆き／^×歎き】

読み方：なげき

《「長息(ながいき)」の音変化》

１ 深く悲しむこと。悲しみにひたること。「—に沈む」「—のあまり病に伏す」

２ ある物事に対して、悲しみ憤ること。「物価高にあえぐ国民の—」

３ 思い通りにならなくて、ため息をつくこと。嘆息。

「—せば人知りぬべみ山川の激(たき)つ心を塞(せ)かへてあるかも」〈万・一三八三〉

４ 切に願うこと。嘆願。愁訴。

「お乗り物にすがって—を申し」〈浄・反魂香〉

日本語活用形辞書

嘆き、歎き

読み方：なげき

カ行五段活用の動詞「嘆く」「歎く」の連用形である「嘆き」「歎き」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

なげき

出典:『Wiktionary』 (2021/10/14 14:15 UTC 版)

名詞

なげき【嘆き、歎き】

1. 大切な何かを失った思い。その様子。
2. 深く悲しみ沈むこと。その様子。
3. 悲しみのあまり憤りを覚えること。その様子。
4. （江戸時代）嘆願すること。
5. （原義）思い通りにならず、ため息をつくこと。その様子。

発音

• (東京) なげき [nàgékí] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [na̠ɡe̞kʲi]

X-SAMPA: /naNe_HkCi(_0)_H/

語源

古典日本語「なげき」 < nagëki < naga-iki　長-息

関連語

• 嘆く, 悲しむ
• 類義語: 悲しみ
• 対義語: 笑い
• 派生語: 嘆き明かす
• 熟語: 嘆きの霧、嘆きの壁

翻訳

• 英語: breathing a sigh, deep sorrow, grief

動詞

なげき

1. 「嘆く」の連用形。

活用

カ行五段活用

なげ-き

関連語

• 嘆く
• 類義語: 悲しむ
• 対義語: 笑う

発音

三拍名詞四類^(?)

• (平安時代)なげき
• (南北朝時代)なげ​き
• (室町時代)なげ​き
• (江戸時代)なげ​き

語源

nagëki < naga-iki　長-息

名詞

なげき【嘆き、歎き】

1. 溜息（ためいき）をつくこと。嘆息。
2. 悲（かな）しみ。
3. 嘆願。

派生語

• なげく

諸言語への影響

• 現代日本語: なげき

Weblio日本語例文用例辞書

「なげき」の例文・使い方・用例・文例

• なげき願う
• なげき嘆ずること