長唄唄(ながうたうた)
長唄唄
<ながうたうた>
区分
重要無形文化財
保持者
杵家 安廣
<きねや やすひろ>
(芸名 杵屋 喜三郎)
<きねや きさぶろう>
(東京都)
宮田 哲男(東京都)
<みやた てつお>
(東京都)
解説
長唄は江戸歌舞伎の劇場音楽として発展し,我が国近世音楽史上最も代表的な歌いものの三味線音楽となった。これは本来,歌舞伎専用の音楽であったが,後に劇場を離れて純粋音楽としても演奏されることとなり,そのための曲も新たに創られることとなった。初めのうちは上方長歌(唄)に対して江戸長唄と区別したが,18世紀以降は単に長唄というと,この江戸長唄を指すようになり,後に劇場を離れた純粋音楽としても盛んに行われるようになった。
長唄唄
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